マーベル新作「アガサ・オール・アロング」、魔女版『グーニーズ』のような冒険シリーズに?

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の最新ドラマ「アガサ・オール・アロング」は、今80年代の傑作冒険映画『グーニーズ』のような要素があるようだ。クリエイターを務めるジャック・シェイファーと、謎のキャラクターであるティーン役を演じるジョー・ロックが、米Empireのインタビューで、コンセプトを語っている。
「アガサ・オール・アロング」は、ドラマ「ワンダヴィジョン」(2020)に登場した魔女アガサを描く単独シリーズ。そのラストでアガサは、スカーレット・ウィッチによってウェストビューの残骸に閉じ込められ、魔女としての本来の姿や力に気づかないまま終わった。
シェイファーによると、「アガサ・オール・アロング」で謎めいたゴス系のティーンと出会ったアガサは、ダークで危険な“魔女の道(Witches’Road)”を旅する冒険を始め、その過程で他の魔法使いたちと対面するとのこと。
Netflixの人気青春ドラマ「HEARTSTOPPER ハートストッパー」で注目されたロックによると、彼のキャラクターは脚本に“ティーン”としか書かれておらず、その正体が何であれ、魔女としてアガサが本来の力を取り戻す鍵を握っているのはティーンなのだという。
「彼は親しみやすくて、魔女の集会の助手のような存在です。ティーンは魔術と魔女の大ファンだから、アガサ・ハークネスの下で魔女の集会を組織し、魔女の道を進むことが彼の夢なんです」と説明。ということは、本シリーズはアガサとティーンが繰り広げるロードートリップ的な作品なのだろうか。
さらにロックは、ジャック・シェイファーがマーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長に、撮影セットの写真を送った時のことも回想。「ジャックがケヴィン・ファイギに魔女の道のセット写真を送ったら、彼から“僕たちは『グーニーズ』を作っているのか”と返信がありました。僕が言いたいのは、僕たちが冒険シリーズを作っているということです」と語った。
その他にも黒魔術やホラーの要素が色濃い本シリーズには、奇妙なミュージカルナンバーも登場すると伝えられている。どんな作品になるのか想像もつかないが、それは自分の目で確かめるしかないだろう。
「アガサ・オール・アロング」は、ディズニープラスにて2024年9月19日(木)より独占配信。
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Source:Empire