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【2024年4月更新】マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)の予定 ─ 新作映画・ドラマ最新まとめ

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マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)には、今後もたくさんの映画、ドラマ、アニメ企画が待機中だ。この記事では、マーベル・スタジオより予定されている作品ラインナップと、公開/リリース予定日、知っておくべき最新の基本情報をすべてまとめた。

新情報が入り次第、最新のニュース記事とともに本ページも更新する。今後のガイドとしてお役立ていただきたい。

MCU フェーズ5 今後の予定 最新情報

映画『デッドプール&ウルヴァリン』

2024年7月26日日米同時公開予定。旧20世紀フォックスの『デッドプール』シリーズが初めてMCUに合流を果たす。デッドプール/ウェイド・ウィルソン役のライアン・レイノルズが続投。

注目は、旧『X-MEN』シリーズのウルヴァリン/ローガン役ヒュー・ジャックマンの再演だ。すでに公開されている場面写真では、コミックを再現したお馴染みのコスチュームを見ることができる。

デッドプール&ウルヴァリン
(c) MARVEL 2024

監督は「ストレンジャー・シングス 未知の世界」や、レイノルズ主演の『フリー・ガイ』(2021)ショーン・レヴィ。『デッドプール』の醍醐味と言えるR指定要素は、ディズニー傘下のMCUでも守られるという。

期待の高さもあって、撮影現場からはリーク写真がいくつも流出している。レイノルズは自身のInstagramを通じ、事前ネタバレの拡散を控えるよう呼びかけた

2024年1月下旬、ライアン・レイノルズは本作の撮影が完了したことを報告した

初の予告編映像では、デッドプールが「ロキ」TVAに連れ去れる様子が描かれ、ウルヴァリンもチラリと登場する。この予告編は公開後24時間で3億6,500万回再生され、これは『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)を破る史上最大の記録となった。

映像に登場するTVA職員の名は「エージェント・パラドックス」で、『プライドと偏見』(2005)や『オペレーション・ミンスミート ーナチを欺いた死体ー』(2021)のマシュー・マクファディンが演じる。原作コミックでは正史に対して行われた犯罪では裁判官も務める役割を担った。

フル予告編では、ヒュー・ジャックマンのウルヴァリンが本格初登場している。

ドラマ「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」

2024年9月19日よりディズニープラス配信予定。ドラマ「ワンダヴィジョン」に登場したウエストビューの住民にして強力な魔女、アグネスことアガサ・ハークネスを描く単独シリーズ。脚本・製作総指揮は「ワンダヴィジョン」のジャック・シェイファーで、今回は複数エピソードの監督も務める。

副題にあるダークホールドとは「ワンダヴィジョン」にも登場した魔術書のことで、映画『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』で破壊されたはずだ。

アニメ「ユア・フレンドリー・ネイバーフッド・スパイダーマン」

2024年、ディズニープラス配信予定。「MCUのピーター・パーカーがスパイダーマンになるまで」を描くアニメシリーズだが、トム・ホランドは登場せず、マルチバースの別のスパイダーマンのオリジンを描くと見られる。

ピーターのメンター役として、グリーンゴブリンと化すことで知られるノーマン・オズボーンが登場。クラスメイトにノーマンの息子であるハリー・オズボーン、さらにヴィランとしてドクター・オクトパス、ユニコーン、カメレオン、スコーピオン、スピード・デーモン、タランチュラ、ライノ、ブタンらが描かれる。デアデビル/マット・マードック(声:チャーリー・コックス)やドクター・ストレンジのほか、コミックでランナウェイズの一員であるニコ・ミノル、同じくコミックでハルクとなるアマデウス・チョウなども姿を見せる。

ピーター・パーカーの声を演じるのは、「ホワット・イフ…?」シーズン1第5話『もしも…ゾンビが出たら?』で同役を務めたハドソン・テームズ。

当初は「Spider-Man: Freshman Year」のタイトルだったが、のちに「Your Friendly Neighborhood Spider-Man」に変更された。“親愛なる隣人、スパイダーマン”という意味だ。

映画『キャプテン・アメリカ:ブレイブ・ニュー・ワールド』

2025年2月14日US公開予定。キャプテン・アメリカの映画シリーズ第4弾にして、ドラマ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」でサム・ウィルソンが襲名した新キャプテン・アメリカのデビュー映画。

注目は、サディアス・“サンダーボルト”・ロス役を務めた故ウィリアム・ハートに代わって、ハリソン・フォードがMCUに参戦する点。ロスは本作で大統領になるという。また、『インクレディブル・ハルク』(2008)でエリザベス・“ベティ”・ロス役を演じたリヴ・タイラーも復帰再演。ティム・ブレイク・ネルソンが演じた大学教授サミュエル・スターンズもヴィラン役として再登場する。『ルース・エドガー』(2019)のジュリアス・オナーが監督を務め、「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」のマルコム・スペルマン&ダラン・マッソンが脚本を担当する。

ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)は本作には登場しないとされる。代わりに、二代目ファルコンになると目されるホアキン・トレス(ダニー・ラミレス)と友情を育むという。ハリソン・フォード演じるサディアス・“サンダーボルト”・ロス米大統領が、サム・ウィルソンにアベンジャーズ再建を依頼する展開が描かれる。

2024年の春から夏にかけて追加撮影を行う。このシーンでは、ドラマ「ムーンナイト」の第5話を手がけたマシュー・オートンが脚本家として合流している

映画『ファンタスティック・フォー』

ファンタスティック・フォー MCU
© 2024 20th Century Studios / © and ™ 2024 MARVEL.

2025年7月25日US公開予定。これまで旧20世紀フォックスでの映画化が繰り返されたファンタスティック・フォーがついにMCUデビューを果たす。

ファンタスティック・フォーは、マーベル・ユニバースで最も歴史の長いスーパーヒーローチーム。MCUでは『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』でジョン・クラシンスキーがミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズを演じた

ミスター・ファンタスティック/リード・リチャーズ役をペドロ・パスカル、インビジブル・ウーマン/スー・ストーム役をヴァネッサ・カービー、ヒューマン・トーチ/ジョニー・ストーム役をジョセフ・クイン、ザ・シング/ベン・グリム役をエボン・モス=バクラックが演じる。

「ワンダヴィジョン」(2021)のマット・シャクマンが監督。脚本には、インディーズ映画や短編映画で活躍してきたジェフリー・キャプラン&イアン・スプリンガーが名を連ね、『宇宙戦争』(2005)『ターミネーター:ニュー・フェイト』(2019)などのジョシュ・フリードマンがリライトで参加している。

ドラマ「オザークへようこそ」(2017-2022)や『アシスタント』(2019)のジュリア・ガーナーがシルバーサーファー役を演じるコミックのシルバーサーファーは、主にノリン・ラッドとの本名で知られているが、本作でガーナーが演じるのはシャラ=バルという名のバージョン。ノリン・ラッドの恋人で、ギャラクタスからシルバーサーファー同等の力を与えられた女性だ。

もともと2025年5月2日公開予定だったが、『サンダーボルツ』と入れ替わる形で7月25日に変更された。

映画『サンダーボルツ*』

サンダーボルツ
D23 EXPO 2022

2025年5月2日US公開予定。MCU初のヴィラン集結映画。ウィンター・ソルジャー/バッキー・バーンズ(セバスチャン・スタン)、『ブラックウィドウ』(2021)からエレーナ・ベロワ(フローレンス・ピュー)、レッド・ガーディアン(デヴィッド・ハーバー)、タスクマスター(オルガ・キュリレンコ)「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」(2021)のUSエージェント/ジョン・ウォーカー(ワイアット・ラッセル)、『アントマン&ワスプ』(2018)のゴースト/エイヴァ・スター(ハナ・ジョン=カーメン)がメンバー。ヴァレンティーナ・アレグラ・デ・フォンテーヌ(ジュリア・ルイス=ドレイファス)や、サディアス・“サンダーボルト”・ロス(ハリソン・フォード)も登場。政府の招集を受けて任務に挑む。

一時は「ウォーキング・デッド」スティーヴン・ユアンの出演も報じられていた。セントリーを演じると見られていたが、後にストライキによるスケジュール変動のため降板した。その後、ユァンの後任として、『トップガン マーヴェリック』(2022)のボブ役として知られるルイス・プルマンが有力候補に挙げられていることが伝えられている。監督は「BEEF/ビーフ」ジェイク・シュライアー。

もともと2025年7月25日公開予定だったが、『ファンタスティック・フォー』と入れ替わる形で5月2日に変更された。

原題は『Thunderbolts*』で、アスタリスクマークがついている。何か意味があるといい、ケヴィン・ファイギは「映画が公開されるまでは、これ以上のことはお伝えしません」とのみ話している

映画『ブレイド』

ブレイド(原題)
(c) 2022 Marvel

2025年11月7日US公開予定。かつてウェズリー・スナイプスが演じたヴァンパイア・ハンターがMCU参戦。『ムーンライト』(2016)『グリーンブック』(2018)でアカデミー助演男優賞に2度輝いたマハーシャラ・アリが主演。

製作では監督降板や撮影延期、脚本トラブルなど紆余曲折を経ているが、現在就任している監督は『ベルファスト71』(2014)『ホワイト・ボーイ・リック』(2018)でメガホンを取ったフランス出身のヤン・ドマンジュ。脚本には『LOGAN/ローガン』(2017)のマイケル・グリーンが加わっている。R指定作品になるという。2024年秋より撮影を開始する見込み。

ドラマ「アイアンハート」

アイアンハート(原題)
(c) 2022 Marvel

ディズニープラス配信予定。現在は無期延期状態。映画『ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー』でMCUデビューを飾った若き天才科学者、リリ・ウィリアムズ(ドミニク・ソーン)の単独シリーズ。大学が舞台で、「19歳の大学生が暇潰しにクレイジーなことをやらかして、その失態に対処しなくてはいけない1日を描くような感じ」とソーン。

『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)以来の再登場となるMIT職員役のジム・ラッシュがカムバック。共演には『イン・ザ・ハイツ』(2021)のアンソニー・ラモスや「THIS IS US/ディス・イズ・アス」(2016-)のリリック・ロス、『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』(2018)のオールデン・エアエンライクらが名を連ねている。エピソード監督は「親愛なる白人様」(2017-2019)サマンサ・ベイリーと「アトランタ」(2016-)アンジェラ・バーンズ。

ドラマ「デアデビル:ボーン・アゲイン」

デアデビル:ボーン・アゲイン
D23 EXPO 2022

2025年春配信予定。かつてマーベル・テレビジョンとABCスタジオが製作したNetflixドラマ「デアデビル」からの新作がついにマーベル・スタジオで実現。デアデビル(チャーリー・コックス)はすでに『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)と「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)に、宿敵キングピン(ヴィンセント・ドノフリオ)は「ホークアイ」(2021)に登場済み。両名は「エコー」にも登場した後、満を持して「ボーン・アゲイン」で再戦を果たす。パニッシャー役のジョン・バーンサルも再登場する。

物語がNetflix版から続く“シーズン4”的な内容になるのかは不明。かつてのスタントコーディーネーターなどNetflix当時のスタッフを一新して撮影が行われたが、その仕上がりにスタジオが難色を示し、監督と脚本家のチームが一斉解雇。その後、マーベル・スタジオはドラマ作品の製作手法を見直し、シリーズを統括するショーランナーを立てるという一般的な形を採用した。

新たに決定したショーランナー&脚本家は「Marvel パニッシャー」(2017-2019)のダリオ・スカルダパン。監督には「ロキ」シーズン2や「ムーンナイト」(2022)のジャスティン・ベンソン&アーロン・ムーアヘッドが就任している。

その後、Netflixシリーズでスタント・コーディネーターを務めたフィリップ・シルベラが復帰。ブルズアイことベンジャミン・“デックス”・ポインデクスターを演じたウィルソン・ベセルも続投する他、主人公マット・マードックの友人であるフォギー・ネルソン役のエルデン・ヘンソン、カレン・ペイジ役のデボラ・アン・ウォールも復帰する

2024年4月には、デアデビルやパニッシャーが共演する撮影シーンの現場写真がお披露目されている。

MCU フェーズ6 今後の予定 最新情報

映画『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』

アベンジャーズ:カーン・ダイナスティ(原題)
(c) 2022 Marvel

2026年5月1日US公開予定。『アベンジャーズ』シリーズ第5弾であり、フェーズ4より始まった「マルチバース・サーガ」集大成となるうちの一作。副題が示すように、マルチバース・サーガの“ラスボス”征服者カーンとの壮大な戦いが描かれると予想される。

もともと『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)デスティン・ダニエル・クレットン監督が就任していたが、『シャン・チー2』やドラマ「ワンダーマン」に専念するため降板。現時点で新監督は決まっていない。

脚本は『アントマン&ワスプ:クアントマニア』(2022)ジェフ・ラブネスが担当するとされたが、すでに離脱しているとの情報も。新たに『ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス』(2022)や「ロキ」(2021-2022)のマイケル・ウォルドロンが就任した。

2023年12月18日(現地時間)、征服者カーン役のジョナサン・メジャースが暴行などの罪で有罪となった。これを受けてディズニーはメジャースを逮捕。事実上、『ザ・カーン・ダイナスティ』が暗礁に乗り上げるような形となった。スタジオ内では、『ザ・カーン・ダイナスティ』のタイトルが撤回されており、暫定的に『アベンジャーズ5』と呼ばれているとの情報もある。

映画『アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ』

アベンジャーズ:シークレット・ウォーズ(原題)
(c) 2022 Marvel

2027年5月7日全米公開予定。『ザ・カーン・ダイナスティ』に続く『アベンジャーズ』第6弾であり、フェーズ6を締めくくる最重要作。『アベンジャーズ/エンドゲーム』級のインパクトとなりそうだ。

現時点で監督は不明。脚本は『ザ・カーン・ダイナスティ』マイケル・ウォルドロンが連続で担当する。

時期詳細未定の予定作

アニメ「アイズ・オブ・ワカンダ」

映画『ブラックパンサー』シリーズの舞台、ワカンダの物語。「世界中を旅しながら、危険なヴィブラニウム製の人工物を回収する任務を課された勇敢な戦士たち」の物語が描かれる。

ワカンダ王国のエリート護衛部隊“ドーラ・ミラージュ”の隊員たちが登場すると見られる。映画シリーズの監督ライアン・クーグラーも製作に携わると伝えられている。

ドラマ「ワンダーマン」

主人公となるワンダーマンことサイモン・ウィリアムズは、1964年に刊行された『Avengers #9』にて初登場したヒーロー。大富豪の息子として生まれるも亡き父の会社を経営難に陥らせたあげく、兄エリックにそそのかされて会社の金を横領して逮捕されてしまう。そこにバロン・ジモが現れ、イオンエネルギーを注入され、超人的な身体能力や飛行能力を手に入れた。当初はヴィランとして登場したが、のちにヒーローとしてアベンジャーズにも正式参加。チームの中でも古参のヒーローだ。

主演はDC『アクアマン』ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世。主人公の兄でグリムリーパーというヴィランになるエリック役には「フィアー・ザ・ウォーキング・デッド」のデミトリアス・グロッセ。『アイアンマン3』などで悪役マンダリンを装っていた売れない役者トレヴァー・スラッテリー役のベン・キングズレーも再登場。「マインドハンター」(2017-)などのローレン・グレイジアも出演する

“ハリウッドを風刺する”内容になるとされる。エピソード監督は『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)デスティン・ダニエル・クレットンと、新鋭監督のステラ・メギー。一時は中止になったとの情報もあったが、その後クレットンが本企画を進めるために『アベンジャーズ:ザ・カーン・ダイナスティ』を降板している。

アニメ「X-Men ’97」

2024年3月20日にDisney+で配信開始。1990年代に米Foxで放送されたテレビアニメ「X-メン」(1992-1997)の精神的続編となる新シリーズ。シーズン2も制作予定。オリジナル版への「レトロなラブレター」と形容されており、往年のファンを喜ばせる内容になりそうだ。

X-Men ’97
© 2024 MARVEL.

声の出演には、当時のシリーズからの続投声優も参加。サイクロプス役のレイ・チェイス、ジーン・グレイ役のジェニファー・ヘイル、ストーム役のアリソン・シーリー・スミス(続投)、ウルヴァリン役のカル・ドッド(続投)、モーフ役のJP・カーリアック、ローグ役のレノア・ザン(続投)、ビースト役のジョージ・ブザ(続投)、ガンビット役のAJ・ロカシオ、ジュビリー役のホリー・チョウ、ビショップ役のアイザック・ロビンソン=スミス、マグニートー役のマシュー・ワターソン、ナイトクローラー役のエイドリアン・ハフが集った。

 

アニメ「マーベル・ゾンビーズ」

2024年配信予定。「ホワット・イフ…?」(2021-)から派生した新作アニメ。「ホワット・イフ…?」シーズン1の第5話『もしも…ゾンビが出たら?』で描かれた、スーパーヒーローがゾンビ化してしまった世界で、新世代のヒーローが拡大するゾンビ禍に立ち向かうストーリー。

「マーベル・ゾンビーズ」でゾンビ軍団と戦うのは、『ブラック・ウィドウ』(2021)からイェレナ・ベロワとレッド・ガーディアン、『シャン・チー/テン・リングスの伝説』(2021)からシャン・チー、ケイティとデス・ディーラー、「ホークアイ」(2021)からケイト・ビショップ、そして「ワンダヴィジョン」(2021)からジミー・ウー捜査官。さらにミズ・マーベルや『ブラック・ウィドウ』のウィドウズ、そしてスクラル人の暴走族らも登場するという。

一方ゾンビ化するのは、キャプテン・アメリカやホークアイ、キャプテン・マーベル、スカーレット・ウィッチのほか、『インクレディブル・ハルク』(2008)のアボミネーション、『アントマン&ワスプ』(2018)のゴースト、そして『エターナルズ』(2021)のイカリス。成人向けの「TV-MA」指定となる見込みで、グロテスクな表現も含まれそうだ。

監督は「ホワット・イフ…?」のブライアン・アンドリュースが務め、脚本は「シー・ハルク:ザ・アトーニー」(2022)のゼブ・ウェルズが執筆。ふたりは製作総指揮も兼任する。

映画『アーマー・ウォーズ』

ウォーマシン/ジェームズ・“ローディ”・ローズ(ドン・チードル)を主人公として、トニー・スターク亡き世界を舞台に、「アイアンマン/トニー・スタークにとって最大の恐怖だった、“もしも技術が悪の手に渡ってしまったら?”が現実化する」という物語を描く。もともとディズニープラスのドラマシリーズとして企画されていたが、予算の制約を回避するため長編映画に変更された

ドラマ「シークレット・インベージョン」とも繋がる内容になるという。脚本は「GIRLS/ガールズ」のヤシル・レスターが執筆。そのほかに判明していることはなく、まだまだ謎の多いプロジェクトだ。

ドラマ「ヴィジョン・クエスト」

「ワンダヴィジョン」で姿を消したヴィジョン(ポール・ベタニー)のその後を描く、ヴィジョン単独ドラマ。スカーレット・ウィッチ/ワンダ・マキシモフ役のエリザベス・オルセンも登場する可能性があるという

製作は「ワンダヴィジョン」「アガサ:ダークホールド・ダイアリーズ」のジャク・シェイファー。シリーズ化の可能性も伝えられている。

ワカンダのドラマ

『ブラックパンサー』シリーズの舞台であるワカンダを掘り下げるドラマシリーズ。映画で監督を務めたライアン・クーグラーが製作・監督に就任オコエ役のダナイ・グリラが続投する。なお『ブラックパンサー』からは、ほかにもスピンオフ企画が存在するというが、詳細はわかっていない。

スカーレット・ヨハンソンによる極秘企画

ブラック・ウィドウ/ナターシャ・ロマノフ役を演じたスカーレット・ヨハンソンがプロデュースを務めるとされる企画。“極秘”とされており、どのような内容かは一切伝えられていない。

ヨハンソンは映画『ブラック・ウィドウ』の公開形式をめぐってディズニーを相手に訴訟を起こしていたが、その後和解し、本企画が明らかになった。長らく進捗が聞こえないが、2023年11月時点でまだ存続していることがケヴィン・ファイギの発言によってわかっている。

実現の可能性が期待されているが、まだ詳細が不明なタイトル

  • 『X-MEN』
  • 『ドクター・ストレンジ3』
  • 『スパイダーマン4』
  • 『ソー 5』
  • 『シャン・チー2』
  • 『エターナルズ2』
  • 「ムーンナイト」シーズン2
  • 「ミズ・マーベル」シーズン2
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THE RIVER編集部THE RIVER

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