『スター・ウォーズ』ジェダイの目隠し訓練、あの日本映画に由来する名前がついていたことが「アソーカ」で明らかに

『スター・ウォーズ』の劇中でジェダイの訓練生が行う目隠しヘルメットを着用した稽古に、とある有名な日本映画に由来する名が存在することがわかった。
ジェダイはフォースの感覚を研ぎ澄ませるため、ヘルメットなどで視界を塞いだ状態でライトセーバー捌きを練習する。この稽古では、視界に頼ることなく攻撃や防御を行い、フォースの感覚を研ぎすますことを目標とする。ジェダイ聖堂のジェダイ・イニシエイトたちもこの訓練を行った。また、『スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望』では、オビ=ワン・ケノービに促されてルーク・スカイウォーカーも半信半疑で挑戦。すぐにトレーニング・ドロイドの射撃防御に成功し、ジェダイのとしての片鱗を示した。
この訓練はドラマ「スター・ウォーズ:アソーカ」第3話『飛び立つ時』にも登場。すると、「ザトーチ」と呼ばれていることが新たに判明した。
「スター・ウォーズ:アソーカ」第3話『飛び立つ時』の内容に触れています。

ジェダイの訓練を再開したサビーヌ・レンに、アソーカ・タノは「ザトーチ」の練習を提案する。サビーヌの実力を認めないヒュイヤンからは「早すぎる」と評価されたが、目隠しヘルメットを着用したサビーヌは少しずつ上達の兆しを見せる。しかし、サビーヌが学ぶべきことはまだ多く、「反乱者たち」の盟友ケイナン・ジャラスのように「心で見る」ことの真の難しさを思い知る。
原語で“Zatochi”と呼ばれたこの名称、『座頭市』をモチーフにしていることは明らかだ。勝新太郎主演の映像化がよく知られる、盲目の剣客。日本映画から多大な影響を受けている『スター・ウォーズ』の第1作目から登場しているジェダイの伝統的な訓練方法に、『座頭市』由来の名が新たに与えられるという粋な演出となった。
「スター・ウォーズ:アソーカ」第3話『飛び立つ時』には、「ザトーチ」の他にも注目すべきポイントがいくつもある。詳しい解説は以下の記事から読むことができる。