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『エイリアン』ドラマ版、原題は「エイリアン:アース」に決定 ─ 撮影完了、複数シーズン展開の「強気な姿勢」

© 2024 20th Century Studios.

SF映画の金字塔『エイリアン』シリーズのテレビドラマ版の正式タイトルが、「エイリアン:アース(原題:Alien: Earth)」に決定したことがわかった。米FXのCEOジョン・ランドグラフとショーランナーのノア・ホーリーが明かした。

本作「エイリアン:アース」は、今から70年後の地球を舞台とする前日譚ドラマ。「FARGO/ファーゴ」(2014-)「レギオン」(2017-2019)のノア・ホーリーが製作・ショーランナー・脚本・監督を務め、シリーズの生みの親であるリドリー・スコットが製作総指揮として参加する。

ホーリーによると、タイで行われていた撮影は「ちょうど終わったばかり」。現在はポストプロダクション作業を進めているという。「当然ながら、大規模な視覚効果の部分に時間を要します。ただ、僕たちが撮影した番組の出来には非常に満足しています」と述べ、「『エイリアン』の世界に基づくテレビシリーズ」として「特別なものを提供できると思います」と語った

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またラングラフによると、本作は2シーズン以上の継続シリーズとして想定されているそう。「我々は『エイリアン:アース』に対して、かなり強気な姿勢でいます。『エイリアン: アース』が継続シリーズになることを望んでいるので、彼(ホーリー)には「FARGO/ファーゴ」シーズン6に戻る前に、少なくとも2シーズン分の脚本執筆に集中してほしいと伝えました」と語っている。

プロットの詳細は謎に包まれたままだが、一説によると、ドラマ版はシリーズに登場してきたウェイランド・ユタニ社の設立と、アンドロイドの開発競争を掘り下げる物語になるという。キャストは、『ドント・ウォーリー・ダーリン』(2022)のシドニー・チャンドラー、「ボバ・フェット/The Book of Boba Fett」のティモシー・オリファント、「このサイテーな世界の終わり」のアレックス・ロウザー、『ニトラム/NITRAM』(2021)のエッシー・デイヴィス、「FARGO/ファーゴ」シーズン5のデビッド・リズダール、「ギークガール」(2024)のサンドラ・イー・センシンダイバーらが出演する。

ちなみに同シリーズからは本作のほか、『エイリアン』の“その後の物語”となる新作映画『エイリアン:ロムルス』が2024年9月6日より劇場公開予定だ。

Source:The Hollywood Reporter,Variety

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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