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『エイリアン:ロムルス』フェイスハガー撮影のヌルヌル、イチゴ味とマンゴー味とパイナップル味があった ─ 味見した俳優が明かす

エイリアン:ロムルス
(c)2024 20th Century Studios. All Rights Reserved.

『エイリアン:ロムルス』は、できる限り特撮にこだわったリアル至高。人間の顔に張り付いて口の中にエイリアンの胚を生み込む恐るべきフェイスハガーも撮影用の実物が制作され、役者の顔に張り付けて撮影している。

その犠牲になったのはナヴァロ役のアイリーン・ウー。予告編映像でも、フェイスハガーの一匹が彼女の顔の飛びつく様子が確認できる。映画のティザーポスターでも、フェイスハガーに張り付いた彼女が描かれている。

この撮影のための意外な舞台裏を、ウーは米Varietyに明らかにしている。なんでも、撮影地にはフェイスハガー専用のスタジオがあるのだそう。中に入るとフェイスハガーの尻尾だけ、舌だけ、脚だけといった部位が何列も並んでいたという。

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それからウーは、フェイスハガーのヌルヌルを表現するためのローションの味見をさせられたそう。無味のものに加えて、なんとイチゴ味、マンゴー味、パイナップル味といったフレーバー付きのローションの味を試したのだそうだ。フレーバー付きのローションはアダルトグッズとして流通しているが、制作陣はこれらを使用したということかもしれない?

撮影ではフェイスハガーにローションを塗りたくり、リアルな生物感を演出した。ウーがフェイスハガーに寄生されてしまうシーンは3〜4日かけて撮影したそうだ。意外な苦労は、フェイスハガーが重たかったこと。体感で3ポンド(約1.4キロ)くらいはあったのではないかとウーは振り返る。また、フェイスハガーが顔に張り付いている場面では、息ができるように口と鼻にあたる部分が空洞になっていたものの、シリコン製のため呼吸がしにくかったという。

ウーが何味のローションを選んだのかは不明だが、別の役者はその不味さを振り返っている。タイラー味のアーチー・ルノーは、フェイスハガーの味を尋ねられると「シリコン……」と苦そうな顔。おそらくルノーは無味のローションにまみれたフェイスハガーにあたったのだろう……。

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Source:Variety

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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