『エイリアン:ロムルス』フェイスハガーを口に挿れられた出演者、どんな味だったかを語る

『エイリアン』シリーズといえば、人間がグロテスクなクリーチャーに容赦なく襲われるSFホラーが醍醐味だ。中でも恐れられているのが“フェイスハガー”。クモやカブトガニのようにも見えるこの生き物は、人間の顔面目掛けて飛びかかってくる。そして獲物となる人間の口の中に管を差し込んで、体内にエイリアンの幼体を流し込み、寄生させるのだ。
この恐ろしい生き物は『エイリアン:ロムルス』にも登場。予告編映像では、水中に逃げ出したフェイスハガーが男性キャラクターに飛びつき、その口に管を挿入するというシーンがあった。
ここで運悪くフェイスハガーに狙われてしまったのはタイラーという名のキャラクターで、演じたのはアーチー・ルノー。撮影では実際にフェイスハガーの模型を使い、管を口の中に挿れられたのだそうだ。
そのお味とは……?ルノーは米Comicbook.comに尋ねられると、「シリコンかな……?」と苦笑。「全くイイものじゃないですね。ローションが塗りたくられていて、キモいんですよ……。ホント、侵されてるって感じでした」と、苦々しく振り返った。
極力CGを使わず、できるだけ特撮で撮影された『エイリアン:ロムルス』では、フェイスハガーのラジコンも制作。タイラーの口にフェイスハガーがブチ込まれるシーンでは監督のフェデ・アルバレスがラジコンを操作しており、「あのシーンでフェイスハガーを操作できて嬉しかった」と振り返っている。
『エイリアン:ロムルス』は2024年9月6日、日本公開。
Source:Comicbook.com