『エイリアン:ロムルス』続編、フェデ・アルバレス監督は交代 ─ 脚本完成、「リドリー・スコットと共に製作に入る」

『エイリアン:ロムルス』(2024)監督のフェデ・アルバレスが、この続編ではメガホンを取らない予定であることがわかった。米toofabにて語った。
アルバレスは『ロムルス』で共同脚本を勤めたロド・サヤゲスと共に執筆を進めていたが、この度「完成した」と報告。「ただ、今回は監督をバトンタッチするつもりです」と明らかにした。「僕はプロデュースを務めるつもり。リドリー・スコットと一緒にね。共同で製作をするつもりです。今は新しいフィルムメーカーを探しているところです」。
『ロムルス』は『エイリアン』と『エイリアン2』の間を舞台に、最悪の究極生命体に襲われる若者たちの密室パニックを描いた。続編では、その惨劇を生き延びたキャラクターたちの“その後”が描かれる。以前アルバレスは「まだ『エイリアン』シリーズで見たことのない場所に行って、まだ見たことのないものを発見する」と意気込みを語っている。
「リドリーを除けば、今までもそういう流れだったと思います。一本作ったら、次の人にバトンを渡すんです」とアルバレスが語るように、このシリーズではリドリー・スコットからジェームズ・キャメロン、ヴィッド・フィンチャーやジャン=ピエール・ジュネへと監督の座が引き継がれてきた。
その伝統に則るように、アルバレスは次作で監督の座からは降り、脚本と製作を手がける。「『ロムルス』で始まった物語が本当に大好きだから、その物語を書きました。あの物語の続きをやりたい。大好きな物語だから、ガッツリやってくれる監督を見つけたいんです」と、プロデューサーとしての業務がすでに始まっていることを示唆した。
シリーズからは、初の実写ドラマである「エイリアン:アース」がディズニープラス スターで配信中。関連性が期待される映画『プレデター:バッドランド』は2025年11月7日に日本公開予定だ。
『エイリアン:ロムルス』はディズニープラスで独占配信中。
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Source:toofab