映画『スパイダーマン』トビー・マグワイア、ガーフィールド、トム・ホランドの3世代共演、「可能性はあります」

映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』では、平行世界の存在を前提とするマルチバースの概念が登場。スパイダーマンは異世界から現れたヒーロー、ミステリオとタッグを組み、新たなる脅威と戦う。
では、もしもこのマルチバースが、サム・ライミ監督の『スパイダーマン』3部作のトビー・マグワイア版、そして『アメイジング・スパイダーマン』シリーズのアンドリュー・ガーフィールド版のスパイダーマンとの共演を可能にしたら?夢のある話題に、トム・ホランドが答えた。
なぜかソワソワ、トム・ホランド
MJ役のゼンデイヤ、ネッド役のジェイコブ・バタロンに挟まれてのインタビューとなったトム・ホランドは、「もしもマルチバースのおかげでトビー・マグワイアとアンドリュー・ガーフィールドが集結できたら」との質問を受けてソワソワ。「見たいよね」とカジュアルに答えるゼンデイヤやジェイコブに挟まれて、なぜかトム・ホランドは2人を交互にキョロキョロ見て、何か言いたいような素振りを見せる。
「まさか答えを知ってるんですか?」と聞かれたトムは、「『ファー・フロム・ホーム』の面白いところは、スパイダーマンがヨーロッパに行くところです。ヨーロッパにいるスパイダーマンは初めて見ますよね」と、なぜか『ファー・フロム・ホーム』の話題を強行。下手に余計なことを喋って、またネタバレ騒動を起こさないための策だろうか…?
「それは事前に用意した答えですよね」とツッコまれると、「いや、(共演が)実現したらめちゃくちゃ凄いと思いますよ。ファンも見たいですよね」とようやく答え始める。「マーベルとソニーがやってくれるかどうかにかかっていますね。僕が”ケヴィン(・ファイギ)、次回はこれをやりますから”って決めれることじゃない。でも実現したら最高です。」
「無限の可能性開かれた」
それでは、ソニーの感触はどうか。ちょうど同じ頃、『スパイダーマン』映画シリーズでプロデューサーを務めるエイミー・パスカルが、別の米媒体のインタビューに「可能性はあります。全て可能性があります」と答えていた。どうやらソニー側は乗り気の様子だ。
エイミーが「マルチバースは素晴らしいアイデア。無限の可能性が開かれたのです」と語るように、『ファー・フロム・ホーム』でついにマルチバースの概念を解禁したMCUは、(20世紀フォックスの買収もあって)どんなキャラクターでも登場させられる状態だ。そもそも、マルチバースの概念を先駆けて主題に描いた米ソニー製作の『スパイダーマン:スパイダーバース』だって、トビー・マグワイア、ガーフィールド、トム・ホランドが集結するシーンが脚本上で用意されていたという。少し前なら夢のような話だが、本当に実現する機運が高まってきている。
映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』は2019年6月28日(金)世界最速公開。
『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』公式サイト:http://www.spiderman-movie.jp/
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Source:JakeHamilton,GamesRadar