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アマンダ・サイフリッド、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ガモーラ役を断った理由「マーベル映画初の失敗作に出たくなかった」

Amanda Seyfried アマンダ・セイフライド
Photo by Danny Harrison https://www.flickr.com/photos/124448708@N02/14382684845

デヴィッド・フィンチャー監督最新作『Mank/マンク』にてマリオン・デイヴィス役を演じて、アカデミー賞最有力候補とまで称されているアマンダ・サイフリッドは過去に、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズに登場するガモーラ役としての出演依頼があったのだという。誰もが憧れる大作映画の出演依頼を何故、断ったのだろうか……?

この度、ポッドキャスト「THR’s Awards Chatter」に登場したアマンダ・サイフリッドは、「マーベル映画初の失敗作に出たくありませんでした。『喋る木とアライグマが登場する映画なんて誰が見たいの?』って」と当時の正直な思いを赤裸々に明かしている。

「私が明らかに間違っていました。脚本は素晴らしかったです。ただ、“あの役”をどうしても演じたくなかったんです。大作映画で主演を飾り、その映画が失敗に終わった場合、ハリウッドは決して許してはくれません。そのような状況に陥る人を私は見てきました。それは本当に、本当に恐ろしいことです。『それだけの価値があるのか?』と思った訳ですね。」

『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』シリーズは、今でこそ世界中から絶大な支持を誇る人気作だが、映画第1作目が公開される前までは決して注目度の高いものではなかった。それと言うのも、『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』の原作コミックに登場するキャラクターたちは、スパイダーマンやX-MENとは異なり知名度が高くなかったからだ。アマンダ・サイフリッドもまた、本作が世界中で想像を超える人気作となることを想像できなかったのだろう。

ガモーラの特徴の一つである緑の肌も、アマンダ・サイフリッドにとっては役柄の辞退に繋がった、もう一つの要素だったのだという。

「青塗りの人たちが実際に撮影している時間よりも、メイクしている方が長いことを知っていました。そして、グリーンバックでの撮影で、6ヶ月間も緑色にはなりたくないと思ったんです。数時間の仕事の度に緑色にしたり、元に戻したりを繰り返したくはありませんでした。以前、特殊メイクされたことがあるのですが、全く楽しくありませんでした。私は自分自身の人生の為の良い選択をしたのです。」

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Source: Cinema BlendTHR’s Awards Chatter

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。

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