Menu
(0)

Search

『アメイジング・スパイダーマン』エマ・ストーン、どん底からオスカー女優へ ─ 「今でも私のヒーローはスパイダーマン」

映画アメイジング・スパイダーマン』(2012)『アメイジング・スパイダーマン2』(2014)で、主人公ピーター・パーカー/スパイダーマンの恋人、グウェン・ステイシーを演じるのは女優エマ・ストーン。2017年2月24日に日本でも公開されたヒット作『ラ・ラ・ランド』で第89回アカデミー賞主演女優賞を見事受賞した記憶も新しい。しかし、エマの女優としての道のりは『ラ・ラ・ランド』で演じたミアと同じく平坦なものではなかった。

“どん底”を経験した時代

エマ・ストーンは1988年生まれの28歳(2017年8月現在)。フェニックスのバレー・ユース・シアターのメンバーであったエマが舞台に初めて出演したのは11歳の時だった。自宅で学習を続けながら数々の舞台に出演し、女優としてのキャリアを本格的にスタートさせるべく高校を中退。15歳の時、母親と共にロサンゼルスに移ったそうだ。オーディションに参加する為自宅でオンラインの授業を受け、ペットフードショップでのアルバイトを経験したという。その後タレント発掘番組に参加しテレビでのキャリアを始めるが、ドラマへのゲスト出演ばかり。2006年から2010年まで放映されたテレビドラマ『HEROS』のキャラクター、クレア・ベネット役オーディションに参加した時はヘイデン・パネッティーアに敗れてしまう。ストーンはこの時のことをHIVEのインタビューにて「どん底だった」と語っている。

そんなエマの転機の1つと言える作品が、初主演を務めた映画『小悪魔はなぜモテる!?』(2010)だ。彼女は同作で第68回ゴールデングローブ賞主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされる。その後も『ステイ・フレンズ』(2011)や『ラブ・アゲイン』(2011)などのラブコメディ映画に出演し、ステップアップしていく。そんな折、新たな転機が訪れる。

「今でも私のヒーローは、スパイダーマン」

『スパイダーマン』のリブート作品、マーク・ウェブ監督による『アメイジング・スパイダーマン』『アメイジング・スパイダーマン2』。エマ・ストーンはアンドリュー・ガーフィールド演じるスパイダーマンの恋人、グウェン・ステイシー役に大抜擢された。エマは役を受けた時のことを、COLLIDER?のインタビューにて次のように語っている。

「私はサム・ライミ版『スパイダーマン』三部作を観ていました。グウェン役のオーディションに行く時、グウェン・ステイシーというキャラクターについて調べました。ピーター・パーカーとメリー・ジェーンの関係に裏話があったことに、とても驚かされたんです。ピーターはひどく恐ろしい経験をして、大きな罪悪感を抱えています。私はその物語の一員に加われることに興奮していました。」

アメイジング・スパイダーマン2
c 2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation. All Rights Reserved. MARVEL and all related character names: c & ? 2017 MARVEL.

また、演じたグウェン・ステイシーというキャラクターについてはこう述べた。

「グウェンは警察署長の父を持つ長女で、父親が危険な目に合うことをいつも恐れています。彼女は家族を世話しなくてはならないという責任を感じています。彼女は死と隣り合わせの人を信じなければいけないんです。でも彼女は危険な状況に置かれる人に恋をし、その人の秘密を守る。グウェンにとっては複雑な状況です。彼女の人生には多くの悲しみと恐怖があるけれど、とても賢くて強いんです」

当時スパイダーマンを演じたアンドリュー・ガーフィールドとの交際も報じられたエマ・ストーン。破局してしまったものの、2016年にVOGUEのインタビューコーナー“73の質問”にて「一番のヒーローは今もスパイダーマン」と答えている。

アメイジング・スパイダーマン2
c 2014 Columbia Pictures Industries, Inc. and LSC Film Corporation. All Rights Reserved. MARVEL and all related character names: c & ? 2017 MARVEL.

ゴズリングは◯◯な人間?

ラ・ラ・ランド
La La Land c 2017 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved.

映画『ラ・ラ・ランド』(2016)でエマ・ストーンが演じたミアは、女優を目指す女性。バイトをしながらオーディションを受け続ける、自身の経験が反映されたようなキャラクターだ。全世界で大ヒットを記録した今作について、エマはTIMEのインタビューでこう語る。

Writer

THE RIVER編集部
THE RIVER編集部THE RIVER

THE RIVER編集部スタッフが選りすぐりの情報をお届けします。お問い合わせは info@theriver.jp まで。

Ranking

Daily

Weekly

Monthly