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【独占】ヒップホップ誕生ヒストリーが1分間でわかる ─ 『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』特別映像

アメリカン・ミュージック・ジャーニー
© VisitTheUSA.com

一人のミュージシャンがアメリカ音楽のルーツを探り、新たな歌が出来るまでの軌跡を描いた、全米を旅する音楽ドキュメンタリー映画『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』より、ヒップホップ誕生の物語を1分間にまとめたコンパクトな映像がTHE RIVERに届けられた。

この映像は、グラミー賞ノミネート経験を持つアロー・ブラックが、ニューヨーク生まれの音楽・ヒップホップ誕生ヒストリーを紐解くもの。映像冒頭では自らラップを嗜んでいたアローが、ヒップホップが生まれた経緯を解説している。「ヒップホップは貧しいエリア、サウス・ブロンクスで生まれました。」

アメリカン・ミュージック・ジャーニー
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ヒップホップというジャンルはMCによる“ラップ”、“DJプレイ”、“ブレイクダンス”、壁などに描く落書き“グラフィティアート”等で構成されるカルチャーでもある。本作の監督を務めたマクギリブレイ監督は「ヒップホップの特徴はいろんなジャンルから取り入れている事です。例えばレッド・ツェッペリン、エルトン・ジョン、オペラ、クラシックなどです」とヒップホップの特徴を解説すると、アロー自身もその影響を受けたと語る。「サンプリングでヒップホップ系の曲を作ろうとして、ありとあらゆる曲を聴き作業をしているうちに、新たな歴史の発見をさらにより深く理解できるようになりました。ヒップホップの誕生もそれなりの歴史と文化があり、過去の曲の影響も受けているのです。」として、ヒップホップがアーティストを目指すきっかけになったとも明かしている。

アメリカン・ミュージック・ジャーニー
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本作はヒップホップ以外にも、アメリカ発祥の音楽である“ロック”、“ジャズ”等の魅力を伝える役目を背負っている。気になるのは、何故アロー・ブラックという男が旅人案内人として選ばれたのかだ。マクギリブレイ監督は「アローは、ヒップホップのジャンルで、カセットを売ることから音楽を始めましたが、いかなるジャンルも試してみたいという情熱を持っていました。音楽を勉強してあらゆるスタイルを探求することが大好きなのです」と語っている。「彼の妻はヒップホップスターであるマヤ・ジュピターで、2人の幼い子供達を育てる父親です。“素晴らしい模範的な人物、夢を持ち成功を見つけた人物”として際立っていました。」

アメリカン・ミュージック・ジャーニー
© VisitTheUSA.com

上映時間も40分とコンパクトな本作『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』は、シンガーソングライターのアロー・ブラックが、歴史のある多様な音楽スタイルを学ぶためにロサンゼルスを出発、ニューヨーク、シカゴ、ニューオーリンズ、マイアミなどアメリカ音楽が生まれた全米各地の街を巡り、新たな歌を完成させていくストーリー。

アメリカン・ミュージック・ジャーニー
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アローは、アメリカ音楽における最重要人物ともいえる二人のレジェンド、ルイ・アームストロング、エルヴィス・プレスリーの足跡をたどり、「ジ・イン・クラウド」が全米で大ヒットを記録したジャズピアニストのラムゼイ・ルイスや、全世界で1億枚セールスを記録し、7度のグラミー賞受賞を誇るラテン・ポップの女王グロリア・エステファンなど名だたるミュージシャンや友人たちと出会う。

アメリカン・ミュージック・ジャーニー
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アロー・ブラックは、今年4月に28歳の若さで夭逝したアヴィーチーとコラボレーションして作詞・ボーカルで参加した「Wake Me Up」(2013)が100ヶ国以上でヒットチャートの上位にランキングされ、ミレニアル世代を中心に幅広い観客に支持される注目のアーティスト。監督は、ドキュメンタリー映画の分野で名を馳せ、『THE LIVING SEA』(1995・原題)、『DOLPHINS』(2000・原題)と2度のアカデミー賞短編ドキュメンタリー賞にノミネートされた経歴を持つグレッグ・マクギリブレイ。

『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』

映画『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』は、2018年11月16日(金)イオンシネマ、新宿武蔵野館ほか2週間限定公開。

『アメリカン・ミュージック・ジャーニー』公式サイト:http://americanmusicjourney.jp/

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THE RIVER編集部THE RIVER

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