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『ローグ・ワン』前日譚ドラマは「とても長い映画のよう」 ─ キャシアン・アンドー役ディエゴ・ルナが規模感明かす

ディエゴ・ルナ
Photo by Dick Thomas Johnson https://www.flickr.com/photos/31029865@N06/34959302274

2022年にディスニープラス(Disney+)での配信が決定しているキャシアン・アンドーの前日譚「スター・ウォーズ:アンドー(原題:Andor)」は、映画『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)から派生したドラマシリーズとして展開される。主演のディエゴ・ルナによれば、本作は「とても長い映画」のような作品だというが、果たしてその真意とは…?

本作は、『ローグ・ワン』の物語から5年前を舞台に、反乱軍のスパイであるキャシアン・アンドーと、相棒ドロイドのK-2SOによる“語られざる冒険”を描く。撮影はコロナ禍の影響で延期となっていたが、2020年12月時点では順調に進められていることが判明している。

このたび米The Hollywood Reporterが、現在もロンドンで本作の撮影にあたっているルナにインタビューを実施。映画で描かれたアンドーに至るまでを追求することになる本作についてルナは、アンドーの「レイヤー全てを探求する時間がたくさん取られているので、フォーマット(作品形式)が素晴らしいと思います」と語っている。

2016年、“映画”という作品形式で『スター・ウォーズ』シリーズに参加したルナ。一方、再登場を飾る本作はドラマシリーズということもあり、この作品形式の違いに何か変化を感じているのだろうか。撮影の真っ只中にあるルナは、以下のように所感を明かしている。

「僕たちが行っている撮影方法は、映画を撮った時のやり方を思い出させてくれます。このTVシリーズにかけられる仕事量は、映画での撮影を思い出しますよ。とても長い映画に取り組んでいる感覚ですね。」

ドラマシリーズとはいえ、その規模感は映画並みということだろう。2020年12月上旬に公開された特報映像に登場した衣装デザイナーのマイケル・ウィルキンソンによれば、本作は全12話構成。200人以上の出演者に加え、6000人以上の人間が作品に携わっているという。『ローグ・ワン』と同等のスケールを、本シリーズで期待しても良さそうだ。

出演者にはディエゴ・ルナの他、K-2SO役のアラン・テュディック、反乱軍の指導者モン・モスマ役のジェネヴィーヴ・オーライリーが続投。共演に『コレット』(2018)デニース・ゴフ、「チェルノブイリ」(2019)ステラン・スカルスガルド、『マローボーン家の掟』(2017)カイル・ソラーらが参加している。脚本・製作総指揮は『ローグ・ワン』完成に携わったトニー・ギルロイ。エピソード監督は「ブラック・ミラー」(2011-2019)のトビー・ヘインズが務め、そのほか脚本家には「ジ・アメリカンズ」(2013-2018)ステファン・シフ、『ナイトクローラー』(2014)ダン・ギルロイ、「ハウス・オブ・カード」(2013-2018)ボー・ウィリモンが名を連ねている。

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Source: THR

Writer

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。