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ゾンビ・パンデミック、ガン無視 ─ 『アナと世界の終わり』キラーチューンの歌唱シーン到着、青春ゾンビミュージカル

アナと世界の終わり
© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

青春×ゾンビ×ミュージカル。異色の設定で世界中の映画祭の話題をさらった映画『アナと世界の終わり』が、2019年5月31日(金)に全国公開される。

「『ショーン・オブ・ザ・デッド』と『ラ・ラ・ランド』の融合」とも評される本作より、軽快なキラーチューン「Turning My Life Around」の歌唱シーンが到着した。


このたび公開されたのは、主人公の女子高生アナが学校へ登校するシーン。新しい朝の到来を文字通り歌い上げながら、アナは勢いよく家を飛び出す。「今までと違う気持ち」「何かが始まる」「これを待っていた」。上機嫌のアナだが、世界にはどうやら異変が……。

街灯に衝突して停まったままの車、道に散らばったクリスマスのイルミネーション、どんよりした曇り空には黒い煙。アナは「準備はできた」「人生を変えるわ」と歌い踊るが、ついにゾンビが登場。進行するゾンビ・アポカリプス、次々に倒れていく人々とは裏腹に楽曲はポップ。ロードコーンの赤、芝生の緑、逆走する車の青など、画面の端正な配色も美しい。

アナと世界の終わり
© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

ちなみに本作を手がけたジョン・マクフェール監督は、エドガー・ライト監督の大ファンで、本作では『ショーン・オブ・ザ・デッド』(2004)にもオマージュを捧げている。同作の主人公ショーンはゾンビに気付かないまま町を出歩くが、アナがゾンビに気づかないというくだりも「『ショーン・オブ・ザ・デッド』からインスピレーションを得た」もの。本作にはこのほかにも、さまざまな作品に敬意を捧げる描写が潜んでいるそうだ。

『アナと世界の終わり』

イギリスの田舎町リトル・ヘブン。高校生アナは幼い頃に母親を亡くし、父親トニーと二人暮らしだ。この生活を抜け出そうと、アナはオーストラリアへ進学するために貯金を続けていた。しかしクリスマスイブにアナの計画はバレてしまい、二人は大ゲンカをする。夢も希望もないこの町に、アナはうんざりしていた。

アナと世界の終わり
© 2017 ANNA AND THE APOCALYPSE LTD.

翌日、アナと幼馴染のジョンが学校へ向かっていると、スノーマンの姿をした血まみれの男が襲いかかってきた。アナがシーソーで男の頭を吹き飛ばすと、その正体はゾンビ。二人は取り残された学生たちを救出するため学校へと向かうのだった。果たしてアナたちはゾンビに蝕まれた田舎町から、死んだように生きる人生から脱出できるのか。「この町で人生を終えるなんてありえない!」。鬱屈した日々、そして希望と絶望の狭間にて、こじらせた思春期の叫びと歌声が響き渡る。

映画『アナと世界の終わり』は2019年5月31日(金)より新宿武蔵野館ほか全国ロードショー

名曲「Break Away」もどうぞ

『アナと世界の終わり』公式サイト:http://anaseka-movie.jp/

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。国内舞台作品の執筆・創作にも携わっています。ビリー・アイリッシュのライブに行きたい。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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