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アダム・ドライバー歌唱、ミュージカル映画『アネット』劇中歌公開 ─ レオス・カラックス監督新作、スパークスが音楽&脚本担当

https://youtu.be/di3mNRymKZg

アダム・ドライバー主演、『ホーリー・モーターズ』(2012)などのレオス・カラックス監督、ロック・オペラ・ミュージカル『アネット(原題:Annette)』より、劇中歌『So May We Start』の歌詞付き映像が米国公開された。以前公開された米国版予告編でも流れていた楽曲のフルバージョンだ。

『アネット』は、カラックスにとって『ホーリー・モーターズ』以来の作品であり、初となる英語作品。アメリカ・ロサンゼルスを舞台に、スタンドダップ・コメディアンのヘンリー(アダム・ドライバー)、その妻で世界的に有名な歌手のアン(マリオン・コティヤール)、幸せな日々を送るふたりが織りなす恋愛模様を描く物語だ。ふたりが授かった初子アネットは、並外れた才能を持つ神秘的な少女であり、理想な生活を送るふたりの人生を大きく変えることになる。

ロックバンドのスパークスがストーリーの原案、映画の脚本、オリジナル楽曲の作曲を担当した本作。このたび公開された劇中歌『So May We Start』は、 スパークスとカラックスが共同で作詞を担当し、スパークスが作曲・演奏したものだ。スパークス節全開の個性あふれる同楽曲では、メインキャストであるドライバーとコティヤール、そして本作で指揮者役として出演しているサイモン・ヘルバークがボーカルとしてフィーチャーされている。ちなみに同楽曲はYouTubeだけでなく、SpotifyやApple Musicでも公開されているので、気になる方はそちらもチェックしてみよう。

このたびは本作についてスパークスは、「音楽の感性や音色、歌詞の中で、キャラクターたちが生きているのです。『アネット』では、ほぼすべてのセリフを歌で表現することを目指しました。これは大きな挑戦でしたが、僕たちはとても誇りに思っています」と語っている。ドライバーだけでなく、そのほかのキャストによるさらなる歌声披露に期待が高まるばかりだ。

世界を代表する芸術家が集い、早くも映画賞を席巻しそうな本作は、カンヌ国際映画祭で初披露目を迎える。2021年7月6日に初日を迎える同映画祭のオープニングとしてワールドプレミアしたのち、フランスでは同日に劇場公開されるという。なお米国配給権は、Amazon Studiosが獲得しており、ABC Newsでは、2021年8月6日に米国で封切られるとのこと。日本の公開情報については不明だが、水原希子や古舘寛治ら日本陣俳優もキャスティングされている。

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Source:ABC News

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Minami

THE RIVER編集部。「思わず誰かに話して足を運びたくなるような」「映像を見ているかのように読者が想像できるような」を基準に記事を執筆しています。映画のことばかり考えている“映画人間”です。どうぞ、宜しくお願い致します。