『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』アントマンに裏話アリ!もうひとりのアントマン、そしてマーベル社長が熱望したシーンって?

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』で、シリアスな展開のなか見事にコメディ・リリーフの役割を果たしたスコット・ラング/アントマン。しかし『アントマン』(2015年)での初登場から早々の再登場となったため、脚本家たちはとても苦労したらしい。

今回は『シビル・ウォー』のアントマンに関する裏話をご紹介しよう。なんと初期の構想では、スコット・ラングではない「もうひとりのアントマン」も登場する予定だったようだ。またアントマンの戦闘シーンには、マーベル・スタジオ社長がある「お願い」をしていたという。

https://www.youtube.com/watch?v=xMGF-XoqneM

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登場するはずだった「もうひとりのアントマン」

今年のサンディエゴ・コミコンで、『シビル・ウォー』の脚本を手掛けたクリストファー・マルクスとスティーブン・マクフィーリーは、見せ場の空港シーンに「もうひとりのアントマン」を登場させる構想があったことを明かしている。ヒーローが大勢登場するストーリーを作る苦労が伝わる裏話だ。

マクフィーリー: (空港のシーンでは)マイケル・ダグラスが大量のアリを連れて登場していた。初期の脚本、とても早い段階の話だよ。まったく僕らの身にもなってほしいな。今まさに(『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で)同じ問題が起きてるんだけど……つまり僕らは執筆の初期段階で、これから変更が入る脚本を書いてるんだ。まだ映画に出てない、それどころか撮影すら終わってない映画のキャラクターを書いてるのさ。そういう脚本は常に変わり続ける。(『シビル・ウォー』での)僕らへの指令は「できるだけ多くのキャラクターを合理的に配置すべし」だった。僕らは「オーケー。で、誰が使えるの?」って感じで、長いキャラクター・リストを作ったよ。

マルクス: 僕らはまだアントマンを見たことがなかったんだ。

マクフィーリー: 彼の場面がどうなるのかさっぱり分からなくてね。スタークを嫌ってるのは聞いてたけど、それで何ができるっていうんだ? すべてを合理的に削ぎ落とすところから始めたよ。

『アントマン』のハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)は、スコット・ラングと同じくアリを自在に操ることができる。しかし残念ながらピムの出番は脚本の時点でカットされてしまった。『シビル・ウォー』にアントマンがアリを操る場面はなかったが、もしも空港に大量のアリが放たれていたら……。チーム・アイアンマンはアントマンにも苦戦しただけに、もしかすると阿鼻叫喚の事態になったかもしれない。

マイケル・ダグラス扮するハンク・ピム (Photo Credit: Zade Rosenthal)(© Marvel 2014) http://collider.com/michael-douglas-ant-man-2-sequel-interview/

マイケル・ダグラス扮するハンク・ピム (Photo Credit: Zade Rosenthal)(© Marvel 2014)

マーベル・スタジオ社長の「お願い」とは?

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、しばしば映画のストーリーに「お願い」をすることで知られる人物だ。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』の脚本作業中、ファイギ社長はマルクス&マクフィーリーに「ヘリキャリアが空から落ちるのを見たいな」とお願いしたという。それがあのクライマックスに繋がったと思うと、お願いする方もスゴいが、作品に落とし込む方も相当スゴい。

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』より。 https://www.fxguide.com/featured/captain-america-the-winter-soldier-reaching-new-heights/

『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』より。

Captain America: The Winter Soldier – reaching new heights

『シビル・ウォー』では、ファイギ社長の「お願い」は空港でのアントマンの戦闘シーンにあったという。マルクスは当時を振り返ってこう語る。

マルクス: ファイギがやってきて言うのさ、「アントマンにはアイアンマンのスーツの中に入ってほしいね。まあ、君たちに任せるけど」って(笑)。あれはファイギのアイデアだ。こっちは「そんな時間ないよ!」って思ったけど、うん……そうしたよね。

アントマンがホークアイの弓矢に乗ってアイアンマンのスーツに忍び込む場面は、空港シーンでも特に印象深い“名バトル”だ。「アイアンマンのスーツに入る」をピンポイントでお願いするファイギも、そこに「ホークアイの弓矢に乗る」を加えて見事に形にする製作チームも、やっぱり両方スゴいのである。

http://popkey.co/m/G01GY-civilwar+teamcap+antman+hawkeye

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source: http://www.cinemablend.com/news/1537510/one-marvel-character-who-was-written-out-of-captain-america-civil-war
http://www.cinemablend.com/news/1537469/the-one-captain-america-civil-war-moment-kevin-feige-demanded
http://collider.com/michael-douglas-ant-man-2-sequel-interview/

About the author

稲垣 貴俊(Takatoshi Inagaki)。THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくしてお伝えできればと思っております。

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