『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』アントマンに裏話アリ!もうひとりのアントマン、そしてマーベル社長が熱望したシーンって?

映画『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)で、シリアスな展開のなか見事にコメディ・リリーフの役割を果たしたスコット・ラング/アントマン。しかし『アントマン』(2015)から早々の再登場となったため、脚本家たちはとても苦労したらしい。

今回は『シビル・ウォー』のアントマンに関する裏話をご紹介しよう。なんと初期の構想では、スコット・ラングではない「もうひとりのアントマン」も登場させる予定だったようだ。またアントマンの戦闘シーンには、マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長がある“お願い”をしていたという…。

登場するはずだった「もうひとりのアントマン」


2016年のサンディエゴ・コミコンで、『シビル・ウォー』の脚本を手がけたクリストファー・マルクスとスティーブン・マクフィーリーは、見せ場の空港シーンに「もうひとりのアントマン」を登場させる構想があったことを明かしている。ヒーローが大勢登場するストーリーを作る苦労が伝わる裏話だ。

マクフィーリー: (空港のシーンでは)マイケル・ダグラスが大量のアリを連れて登場していた。初期の脚本、とても早い段階の話です。僕らの身にもなってほしいんですけど(笑)、[中略]まだ映画に出てない、それどころか撮影すら終わってない映画のキャラクターを書くわけです。そういう脚本は常に変わり続けますね。(『シビル・ウォー』での)僕らへの指令は「できるだけ多くのキャラクターを合理的に配置すべし」でした。僕らは「オーケー。で、誰を登場させられます…?」って感じで、長いキャラクター・リストを作りましたね。

マルクス: 僕らはまだアントマンを見たことがなくて…。

マクフィーリー: 彼の場面がどうなるのかさっぱり分からなかったですね。スタークを嫌ってるのは聞いてましたけど、それで何ができるのか…。すべてを合理的に削ぎ落とすところから始めました。

『アントマン』のハンク・ピム博士(マイケル・ダグラス)は、スコット・ラングと同じくアリを自在に操ることができる。しかし残念ながらピムの出番は脚本の時点でカットされてしまった。『シビル・ウォー』にアントマンがアリを操る場面はなかったが、もしも空港に大量のアリが放たれていたら……。チーム・アイアンマンはアントマンにも苦戦しただけに、もしかすると阿鼻叫喚の事態になったかもしれない。

マーベル・スタジオ社長の「お願い」とは?

マーベル・スタジオのケヴィン・ファイギ社長は、しばしば映画のストーリーに「お願い」をすることで知られる人物だ。『キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー』(2014)の執筆中、ファイギ社長はマルクス&マクフィーリーに「ヘリキャリアが空から落ちるのを見たい」とお願いしたという。それがあのクライマックスに繋がったと思うと、お願いする方もスゴいが、作品に落とし込む方も相当スゴい。

『シビル・ウォー』では、ファイギ社長の「お願い」は空港でのアントマンの戦闘シーンにあったという。マルクスは当時を振り返ってこう語る。

マルクス: ファイギが言うんですよ、「アントマンにはアイアンマンのスーツの中に入ってほしい。まあ、君たちに任せるけど」って(笑)。あれはファイギのアイデア。こっちは「そんな余裕ないよ!」って思いましたけど、うん…やりましたね…。

アントマンがホークアイの弓矢に乗ってアイアンマンのスーツに忍び込む場面は、空港シーンでも特に印象深い“名バトル”だ。「アイアンマンのスーツに入る」をピンポイントでお願いするファイギも、そこに「ホークアイの弓矢に乗る」を加えて見事に形にする製作チームも、やっぱり両方スゴい…。

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source: http://www.cinemablend.com/news/1537510/one-marvel-character-who-was-written-out-of-captain-america-civil-war
http://www.cinemablend.com/news/1537469/the-one-captain-america-civil-war-moment-kevin-feige-demanded
http://collider.com/michael-douglas-ant-man-2-sequel-interview/

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THE RIVER編集部。わかりやすいことはそのままに、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすくお伝えしたいと思っています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp へ。

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