『マッドマックス』新作映画、主演アニャ・テイラー=ジョイが撮影終了

『マッドマックス 怒りのデス・ロード』(2015)の前日譚映画、『フュリオサ(原題)』主演のアニャ・テイラー=ジョイが自身の撮影を終了した。Instagramにてアニャ自身が報告している。
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本作は、『マッドマックス 怒りのデス・ロード』で独裁者イモータン・ジョーに反旗を翻し、彼の妻たちの逃走計画を実行した戦士・フュリオサの若き日を描く物語。3日2晩の出来事を描いた『怒りのデス・ロード』に対し、『フュリオサ』は15年にわたる物語になるとのこと。アニャは『怒りのデス・ロード』のシャーリーズ・セロンに代わり、新たに若きフュリオサを演じる。
撮影終了にあたり、アニャは「楽しかったあ!(What. A. Rideeeee)」と率直な感想を投稿。「私と一緒に大暴れして、国じゅうあちこちに行ってくれたウェイストランドのヤバい方々に感謝します。最も楽しく、最も柔軟性があり、そして最も才能のある人たち。みなさんと映画を作れて光栄だし、うれしいです。想像以上にタフな私にしてくれてありがとうございます」とクルーへの感謝を述べた。「炎、血、ガソリン。フュリアニャより」。
すっかり『マッドマックス』カラーに染まったアニャが投稿しているのは、自らのほか、監督・脚本・製作のジョージ・ミラー、スタッフの一員であるデヴィッド・ヤマダの写真。本撮影は2022年6月にオーストラリアで開始されたが、8月にはミラー監督のコロナ感染が判明し、撮影の一時中断を余儀なくされていた。すでに全体の撮影も終了しているのか、アニャ以外のメンバーが撮影を継続しているのかはわかっていない。
出演者は「クイーンズ・ギャンビット」(2020)『ラストナイト・イン・ソーホー』(2021)のアニャ・テイラー=ジョイをはじめ、『マイティ・ソー』シリーズのクリス・ヘムズワース、『Mank/マンク』(2020)などのトム・バーク、『インシディアス』シリーズのアンガス・サンプソンら。なお『マッドマックス 怒りのデス・ロード』より、リクタス・エレクタス役でネイサン・ジョーンズが続投する。
映画『フュリオサ(原題)』は2024年5月24日に米国公開予定。
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