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『アクアマン』世界興収、もうすぐ4億ドルを突破 ─ 中国で2億ドル達成、米国では公開後5日間で1.2億ドル見込

東京コミコン2018 アクアマン
©THE RIVER

ワーナー・ブラザース&DCコミックス製作、映画『アクアマン』の全世界興行収入が、2018年12月21日の米国公開直後に4億ドルを突破する見込みであることがわかった。

Forbesによると、12月17日(米国時間)、かねてよりスマッシュヒットを記録している中国で『アクアマン』の興収額が2億139万ドルを達成。同日時点で海外興収の累計額は2億8,000万ドルを超えているため、米国公開を控えた12月20日までに3億ドルの大台を突破する方向だ。

アクアマン
© 2018 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved” “TM & © DC Comics”

こうした動きの中、同誌は中国における『アクアマン』の最終興収を2億7,500万ドル~3億ドル強と予想。ワーナー作品のうち、中国で過去最大のヒットとなったのは『レディ・プレイヤー1』(2018)の2億1,800万ドルのため、記録はまもなく塗り替えられるものとみられる。

また本作は、『シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ』(2016)の1,808万ドルを超えて、ヒーロー映画の中国興収歴代第4位となっている。第3位は『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』(2015)の2億4,010万ドル、第2位は『ヴェノム』(2018)の2億7,020万ドルのため、Forbesの予測が的中すれば『アクアマン』は歴代第2位へランクインすることになる。ちなみに第1位は『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)の3億5,950万ドルだ。

『アクアマン』米国オープニング興収の予想発表

試写での絶賛評、中国ほか世界各国での大ヒットという前評判を受けて、いよいよ『アクアマン』は米国での劇場公開を迎える。
Deadlineが12月18日に発表した予測によれば、本作は12月21日から23日の3日間で6,500万~7,000万ドルを稼ぎ出す見込み。『ジャスティス・リーグ』(2017)が実際に3日間で記録した9,384万ドルに比べると控えめの予想となった。ただし同サイトは、本作が21日から25日の5日間で1億2,000万ドルを記録するとも予想。実際の動きに注目が集まる週末となりそうだ。

先に触れた通り、『アクアマン』の総興収は12月20日(米国時間)までに3億ドルを突破する見込み。これに加えてDeadlineの予測が的中すれば、クリスマス当日となる12月25日の時点では少なくとも4億2,000万ドルを超える計算となり、さらに中国をはじめ海外の動きによっては4億5,000万ドル突破、あるいはそれ以上も考えられる。一年の締めくくりに向けて勢いを増し続ける『アクアマン』、果たしてどこまで行けるのか。

映画『アクアマン』は2019年2月8日(金)全国ロードショー

『アクアマン』公式サイト:http://wwws.warnerbros.co.jp/aquaman/

Sources: Forbes, Batman News, Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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