『アクアマン』オームとの海中バトルシーン本編映像 ─ 目指したのは『マトリックス』のような衝撃

2019年2月8日よりついに公開となった映画『アクアマン』は、全世界でDC 映画史上 No.1の興行成績を 記録し、更にワーナー・ブラザース映画の歴代でも『ハリー・ポッターと死の秘宝 Part2』（2011）に次ぐ 2 位となる大ヒット作品。鑑賞したファンからは、早くも「水中のスター・ウォーズ」「水中のバーフバリ」「アクアマン超ヤバイ」とアドレナリン全開、興奮の感想が聞こえてくる。

その『アクアマン』より、見どころの一つとなる壮絶海中バトルの本編映像が届けられた。海中の覇者を決める為のアクアマンとオームとの真っ向勝負。どちらが海中のNo.1かを決める為の大一番だ。

この海中バトルシーンを描いた本編シーンは、本作の監督でヒットメーカーのジェームズ・ワンが最も力を入れたシーンの1つ。ジェームズは「海中のバトルシーンは、この映画の監督を引き受けようと思ったきっかけでもあります」と語っている。

「僕は従来とは別次元のバトルシーンを作り出したいと思ったのです。僕は今でも『マトリックス』を初めて観たときの自分の反応を覚えています。香港映画のような雰囲気を持ちながら、サイバー・パンクや、アルフレッド・ヒッチコック作品のような要素もあった。あの作品には特有の空気がありました。それを僕は表現したかったのです。だから、海中のバトルシーンでは皆がこれまでに観たこともない、ビジュアル的にビックリするようなバトルを披露したいと強く思ったのです。」

アクアマンを演じたジェイソン・モモアは、このバトルシーンを実現するべく、撮影中にも徹底した肉体作りを欠かさなかったという。

「毎日トレーニングしていました。少なくとも2時間はね。忙しい撮影の合間にもトレーニングを欠かさなかった。そして激しい戦いが出来るようにダイエットもしたんです。撮影中に僕は常に体を調整していたんだよ！」

大柄な体にさらに磨きをかけ、肉体を極限にまでビルドアップさせたジェイソンの迫力には、海中のみならず地球上の誰もが戦慄を覚える。そんなジェイソン=アクアマンとのバトルシーンは、さぞオーム役のパトリック・ウィルソンにはプレシャーかと思いきや、「ジェイソンとのバトルシーンはそれほど大変ではなかったよ」と告白。

「僕には2人の兄がいるんだけど、僕の身長は183cmで、2人の兄は、186cmと189cm。子供の頃僕は一番背が低かったから、いつも2人の兄を見上げていた。それでもケンカをよく吹っ掛けていたんです。『背丈は関係ない、さーやろうぜ！』って感じで（笑）」

『アクアマン』は大ヒット公開中。

『アクアマン』公式サイト：http://wwws.warnerbros.co.jp/aquaman/