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DC映画『アクアマン』本編写真、米誌にて公開!主人公アーサー・カリーの成長描く

©THE RIVER

ワーナー・ブラザース/DCコミックス作品『アクアマン(原題:Aquaman)』の本編写真が米Entertainment Weekly誌にて公開された。写真は同誌ウェブサイトにてご確認いただきたい。

アーサー・カリー/アクアマンが立っているのは、船舶あるいは潜水艦の内部のような場所。裸の上半身にはタトゥーが広がっている。本格的な初登場となった『ジャスティス・リーグ』とはやや異なる、いわば“青年期”のような精悍さをともなったイメージであることに注目しよう。

本作の脚本・監督を務めたのは、『ソウ』(2004)や『死霊館』(2013)、『ワイルド・スピード SKY MISSION』(2015)を手がけたジェームズ・ワン。『アクアマン』の製作にあたっては、これまでのDC映画や『ジャスティス・リーグ』のアクアマンとは違うものを見せようと意識したという。

「(従来とは)大きく違うものを見せる、感じさせるものになると思います。美的にも、作風的にも、物語の面でも、僕自身の作品ですよ。より昔ながらの、冒険アクション・アドベンチャー映画です。」

主演のジェイソン・モモアは、人間とアトランティス人のハーフであるアクアマンの成長物語に着目して、映画の見どころをこう語っている。

「『ジャスティス・リーグ』は、アーサー・カリーの週末だけを見せるようなものですね。こっちは、まるで別物の野獣ですよ。『アクアマン』では彼の両親が出会い、そこで何が起こったのかを描いていますし、少年は成長して能力に気づき、(人間とアトランティス人の)どちらにも受け入れられないということを経験する。それから(周囲に)壁を作るようになって、ゆっくりと強くなっていき、しかし王になることを拒んで、自分の能力で何をすべきかもわからないんです。ジェームズ・ワンはとてもうまくやったと思いますよ。」

そのほか出演は、アンバー・ハード、ウィレム・デフォー、テムエラ・モリソン、ドルフ・ラングレン、ヤヒヤ・アブドゥル=マティーン 2世、ルーディ・リン、パトリック・ウィルソン、ニコール・キッドマンほか。

映画『アクアマン』は2018年12月21日より全米公開予定

Source: http://ew.com/movies/2017/12/07/aquaman-first-look-jason-momoa/
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Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。