『アクアマン』続編はアクション&笑いタップリ、ジェイソン・モモアが自信 ─ 「グリーン・ランタン」ヴィランが参戦、新キャスト情報も

DC映画『アクアマン』(2018)の続編『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題:Aquaman and the Lost Kingdom)』について、主演のジェイソン・モモアが堂々の“前作超え”に意欲を見せている。
米Fandangoのインタビューにて、モモアは「今回の『アクアマン』は自分の力を振り絞っている気がします」とコメント。ファンの支持を得た前作を踏まえ、さらなるエンターテイメント作品に仕上げる意気込みを語った。
「僕たちには前作で学んだことがあるし、僕自身は今まで続編作品にそれほど出ていないこともあって面白いですよ。脚本から本当に素晴らしく、とてもいろいろなことが起こる。登場人物たちが挑むハードルはぐっと上がっているし、コメディ要素もたっぷりとあります。(脚本を)笑いながら読みました。」
特にモモアが力を込めるのは、『アクアマン』ならではのアクション要素だ。「とても楽しく、アクションもしっかりと」との言葉を裏打ちするのは、前作以降のテクノロジーの進化である。「ここ3~4年のうちにも技術は常に進歩していて、水中でやれることも劇的に進化しています。それこそが前作を素晴らしいものにしたし、新たな次元に進めた。(続編を)僕が楽しみにしているのは、きちんと心をこめつつ、リスクも高いからです」。
また、米The Hollywood Reporterでは新キャストも数人報じられており、これらはストーリーのヒントにもなっている。注目すべきは、コミックでは「グリーン・ランタン」のヴィランとして登場したカーション役を「POSE/ポーズ」(2018-)のインディア・ムーアが演じることだ。もともとはサメだったが、放射能実験によって知性と特殊能力を得たという設定だが、ヴィランとしてアクアマンと対峙するのか、それとも?
アトランティスの初代王・アトラン役には、前作のグレアム・マクタヴィッシュに代わり、新たに『300 〈スリーハンドレッド〉』(2007)のヴィンセント・リーガンを起用。アトラン王の再登場は、いったい続編の物語に何をもたらすことになるのか。さらに、映画オリジナル・キャラクターのスティングレイ役をジャニ・チャオが演じるほか、前作にわずかに顔を見せたスティーブン・シン博士役のランドール・パークも再登場する。
そのほか出演者には、モモアのほか、メラ役のアンバー・ハード、ブラックマンタ役のヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世、オーム役のパトリック・ウィルソン、アトランナ役のニコール・キッドマンが続投。撮影が進む中、映画を彩る顔ぶれも続々と明らかになってきた。
映画『アクアマン・アンド・ザ・ロスト・キングダム(原題)』は2022年12月16日に米国公開予定。
▼アクアマン の記事
『アクアマン/失われた王国』オームが敵から味方に? ─ 「まだ敵意が残っていて言い争うが、そこが面白い」と監督 ブロマンス・アドベンチャー? 『アクアマン/失われた王国』さらなる続編の可能性? ─ 今後につながる結末をジェームズ・ワン監督が示唆 新DCユニバースでどうなる? 『アクアマン/失われた王国』はホラー要素もパワーアップ、「前作よりもダーク」とジェームズ・ワン監督 「ホラー愛を活かす」 『アクアマン/失われた王国』、『ワイスピ』の影響でファミリー要素全開に ─ 『SKY MISSION』で学んだとジェームズ・ワン監督 モモア、『ワイスピ』にも出演していました 『アクアマン/失われた王国』バルコ役ウィレム・デフォーは続投せず これはちょっと残念
Sources: Fandango, The Hollywood Reporter