『アクアマン』続編、オーム/オーシャンマスターの再登場が確定 ─ 俳優パトリック・ウィルソンが認める

ジェイソン・モモア主演、DCコミックス原作の大ヒット映画『アクアマン』(2018)続編に、前作ヴィランであるオーム/オーシャンマスター役のパトリック・ウィルソンが続投することがわかった。米The Hollywood Reporterのインタビューにて、ウィルソン自身が語った。
主人公アーサー・カリー/アクアマンの異父兄弟であり、海洋帝国アトランティスの王であるオームは、地上に暮らす人々との戦争を目論む。そのために海底の国々を次々と手中に収めようとするオームを止めるため、アーサーは伝説の矛であるトライデントを求めるのだ。
前作『アクアマン』を手がけたジェームズ・ワン監督とウィルソンは、『インシディアス』『死霊館』シリーズでもタッグを組んでおり、互いに厚い信頼で結ばれている。『アクアマン』続編の内容について「ちょっとだけ知らされてます」と言いつつ、すでにワンとは「しっかり話し合っている」とのこと。
「まずお伝えできるのは、たとえ同じジャンルの映画であっても、僕は自分自身を常に前進させていきたいし、それはジェームズ(・ワン)もまったく同じだということ。『アクアマン2』のコンセプトは(前作よりも)さらに先へと進むものになっています。それがどういうことなのかにせよね。そこにどうオームがハマるのか、知っていることはありますが、それはお話しできません。」
いまだ続編のすべてを知らされていないウィルソンは、「もちろん全部知りたいですよ」と一言。「だけど僕は、彼(ワン)のことも、作業のプロセスのこともすごく尊敬していますから。終わりごろまで知らされなくても大丈夫です」。製作チームを催促するようなことはしたくないと述べ、「(映画製作では)特に知りたくない時に、たくさん情報が入ってくることもありますしね」と話した。
『アクアマン』続編には、前作ヴィランのひとりであるデイビッド・ケイン/ブラックマンタ(ヤーヤ・アブドゥル=マティーン2世)が再登場する。前作のジェームズ・ワン監督が復帰するかどうかは不明だが、プロデューサーとしての続投は決定済みだ。
映画『アクアマン2(仮題)』は2022年12月16日に米国公開予定。
Source: THR