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『バッドボーイズ フォー・ライフ』監督、デッドプール&ブレイドを映画化したい ─ もしもリブートするなら『スター・ウォーズ』

バッドボーイズ フォー・ライフ
Hollywood, CA - January 14, 2020: Adil El Arbi, Director, Will Smith, Jerry Bruckheimer, Producer, Martin Lawrence and Bilall Fallah, Director, attend the Los Angeles Premiere of Columbia Pictures BAD BOYS FOR LIFE.

ウィル・スミス&マーティン・ローレンス主演『バッドボーイズ フォー・ライフ』(2020)を手がけた新鋭監督アディル・エル・アルビ&ビラル・ファラーが、マーベルの人気キャラクターであるデッドプール&ブレイドの映画化に意欲を示している。米Discussing Filmのインタビューにて本人たちが語った。

すでにアルビ&ファラーは、『バッドボーイズ フォー・ライフ』の米国公開後、マーベル・シネマティック・ユニバース作品を手がけるマーベル・スタジオと面会済み。「何か進展はありましたか?」との問いかけに、アルビは「まだ話し合いの段階です」と答えた。「世界がこういう状況だから、すべてが宙に浮いています。でも、僕らはコミックも大好きだから。自分たちに合うものが見つかるなら、何かやれたら最高ですよね」

そんな中、二人が特に興味を持っているのがデッドプールとブレイドだ。前者はライアン・レイノルズ主演でシリーズ化済みで、マーベル・スタジオでの続編実現が待たれる。後者もマハーシャラ・アリ主演で2022年以降に映画化予定とあって、どちらも実現の可能性はあるだろう。特に、二人は「デッドプール、大好きなんですよ!」と声を揃えている。「やるとしたら責任が大きいですからね」と慎重な姿勢を示しつつも、「声をかけてもらえるなら、もちろんやりますよ。“もちろん”とは言わないだろうな、“マジかよ”かな。とにかくキャラクターが大好きだから」と意欲をにじませた。

すでにアルビ&ファラーは、マーベル・スタジオだけでなく、『スター・ウォーズ』で知られる、同じくディズニー傘下のルーカスフィルムとも面会を済ませているとのこと。二人は『スター・ウォーズ』への興味も示しながら、オリジナル企画への熱意を明かしている。

アルビ「理想的には、ジョージ・ルーカスみたいに自分たちの『スター・ウォーズ』を作りたい。すでにあるものに基づくのではなく、自分たち自身の神話を作るんです。でも、もしも既存の作品をリブートするなら『スター・ウォーズ』をやりたいですね。現代の神話であり、史上最大の帝国、宇宙ですから、可能性は無限ですよね。もちろん、クレイジーなファンがたくさんいるのは知ってますし、僕らもクレイジーなファンだから、彼らのことはよく分かる。あの世界で何かやれれば本当に最高ですよ。」

ちなみに、二人はすでにNetflixとも話し合いをしているというから、業界内での注目度の高さがうかがえるというものだ。新たな才能をめぐる争奪戦にもなりそうだが、いち早くピックアップするのはどこのスタジオか、どんな企画か。

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Source: Discussing Film

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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