『キングスマン』監督の奇天烈スパイ映画『アーガイル』2024年日本公開決定、ヘンリー・カヴィル&ジョン・シナ&猫ら共演 ─ アクション光る予告編も

『キック・アス』『キングスマン』シリーズで世界中の映画ファンの心をワシ掴みにした“奇才”マシュー・ヴォーン監督の最新作『ARGYLLE/アーガイル』(原題:Argylle)が2024年に全国公開決定した。あわせて予告編映像も到着している。
独特の世界観と演出が人気を集めるマシュー・ヴォーン監督の最新作とあって、アカデミー賞®受賞者も含む魅力あふれる豪華俳優陣と、マシュー作品お馴染みの顔ぶれ、さらにはジャンルの垣根を超え音楽界のスーパースターまでもが一堂に集結。ヘンリー・カヴィル、ブライス・ダラス・ハワード、サム・ロックウェル、ブライアン・クランストン、キャサリン・オハラ、アリアナ・デボーズ、ジョン・シナ、サミュエル・L・ジャクソンという強力な布陣が揃った。さらに、ミレニアル世代を代表するポップ・スーパースター、デュア・リパも参戦する。
レオナルド・ディカプリオ主演『キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン』(2023)を手がけたApple Original Filmsと、ヴォーン率いる製作会社MARV(マーヴ・スタジオ)がタッグを組んだ本作。脚本を『ワンダーウーマン』(2017)『ザ・メッセージ』(2018)のジェイソン・フュークスが手掛ける。
予告編はゴールドドレスの女(デュア・リパ)とのゴージャスなダンスシーンから始まる。突如敵に取り囲まれながらも仲間の見事なアシストで窮地を脱したエージェント・アーガイル(ヘンリー・カヴィル)。オープニングから一気にオシャレでスピーディーな世界観に没入させる仕上がりだ。

それも束の間、この一幕は人気作家エリー・コンウェイ(ブライス・ダラス・ハワード)がその続きに悩んでいるスパイ小説「アーガイル」の一節だったことが明らかに。派手なフィクションの世界とは対照的に、キュートな愛猫アルフィーと過ごす生活に幸せを感じていたエリーだが、このベストセラー小説「アーガイル」の内容が現実のスパイ組織の行動を言い当てていることが発覚し、事態が一変する。


どういうわけか列車に乗りあわせた猫アレルギーのスパイ、エイデン(サム・ロックウェル)と同行することになったエリーは、空想のはずだった世界とその身を狙われる現実との境界線が曖昧になり始める中、敵の一歩先を行くために世界中を駆け巡る。危険なミッションを超えた先に待ち受ける運命やいかに……。
スピーディーでエッジの効いたキレキレアクション、カラフルスモークの大連発、奇天烈な活躍をしそうな猫と、ヴォーン節が随所に光り、お得意の超展開による大興奮&驚きMAXの結末を予感させる予告編が完成。続報に期待したい。
映画『ARGYLLE/アーガイル』は2024年全国公開。
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