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アーミー・ハマー、マッツ・ミケルセンとの共演作を降板 ─ 撮影済み作品除き、今後の出演作ゼロに

Armie Hammer アーミー・ハマー
Photo by Gage Skidmore https://commons.wikimedia.org/wiki/File:SDCC_2015_-_Armie_Hammer_%26_Henry_Cavill_(19511408869).jpg

『コードネーム U.N.C.L.E.』(2015)『君の名前で僕を呼んで』(2018)などで知られるアーミー・ハマーが、マッツ・ミケルセンと共演する予定であったスパイ映画『The Billion Dollar Spy(原題)』を降板することがわかった。米Varietyが報じている。

このたびの降板は、アーミー・ハマー本人がSNSを通して送ったとされる不適切なメッセージの流出疑惑を受けて決定されたものだという。2021月1月、ハマーの元恋人と名乗る女性がハマー本人によるというメッセージを公開。その後、海外の主要メディアが続々とこの流出疑惑を報道し、情報が一気に拡散された。

本作でハマーが演じる予定だったのは、CIAの諜報員ブラッド・リード。マッツ・ミケルセン演じるソ連のエンジニア、アドルフ・トルカチェフとの特別な友情を築いていく役どころであった。降板を受けて、ハマーの後任を務める俳優のキャスティングに関する情報は出ていない。

このたびの発表に先がけて、ハマーはジェニファー・ロペスと共演予定だったコメディ映画『Shotgun Wedding(原題)』と、『ゴッドファーザー』(1972)の舞台裏を描くドラマシリーズ「ジ・オファー(原題:The Offer)」からも離脱。また、2021年2月には、所属していた大手エージェントWMEから除名されたことも判明している。報道によれば、ハマーは撮影終了済みの出演作品を除き、現時点で契約している作品が無くなったという。事実上、ハリウッドとの窓口が閉ざされた状況だ。

ハマーの待機作としては、『ナイル殺人事件』(2022年2月予定)をはじめ、タイカ・ワイティティ監督最新作『Next Goal Wins(原題)』やゲイリー・オールドマンとの共演作『Dreamland(原題)』がある。

ちなみに、ロサンゼルス市警察は、2017年にハマーから性的虐待を受けたという匿名の女性からの告発を受けて、3月中旬より当該事件の主犯としてハマーへの捜査を開始しているとのこと。捜査の進捗は定かでない。

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Source: Variety(1,2,3

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。