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『アバター』ケイト・ウィンスレット、『タイタニック』キャメロン監督と25年ぶりタッグの理由 ─ 「別人のようだった」

ケイト・ウィンスレット ジェームズ・キャメロン
Somewhere In Toronto https://www.flickr.com/photos/terras/37117195892/ | THE RIVER | Remixed by THE RIVER

巨匠ジェームズ・キャメロン監督の最新作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』には、映画ファンが押さえておきたい“熱いキャスティング”がある。『タイタニック』(1997)以来25年ぶりに監督との再タッグとなったケイト・ウィンスレットの出演だ。『タイタニック』のローズ役から、今回は海の部族の長・トノワリの妻であるロナル役を演じる。

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

Comicbook.comにて、ケイトは前作『アバター』(2009)が大好きだったこと、ロナルという役柄に興味を惹かれたことを明かしている。

ジム(ジェームズ)は強い女性を描くのがとてもうまい作家で、初めてそういう映画を作ったひとりだと思います。ロナルは水の部族の戦士を率いる女性のリーダーなんだ……という説明を聞いて、素晴らしいと感じました。そういうリーダーを演じることも、水の要素も私にとってはすごく大切なこと。私の人生にとって“水”は本当に大きなものだし、ジムや出演者の方々とお仕事ができて本当に楽しかったですね。」

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ワールドプレミアのレッドカーペットで、ケイトは「キャメロンは俳優と団結し、理解させることが非常に上手な人です。もし何かひとつうまくいかなくても、“OK、別の方法でやろう”と言うんですよ。コラボレーションの感覚が優れていますし、実際のところ期待していた以上でした」とキャメロンの手腕に敬意を示した。

また、若い俳優たちが日々の撮影プロセスで生じる変化に対応していく様子についても「一人一人がオープンでとても流動的でした」とベテランらしい眼差しで讃えている。インタビュアーから『タイタニック』当時からの変化について尋ねられると、「ええ、別人みたいになっていましたね。以前より冷静で穏やかでしたよ」とほほ笑みながら頷いた。

かつてない作品を創造するために美学を追い求め、妥協を許さない“映画職人”のキャメロンは、それゆえ過去には関係者と対立した経緯もある。前作『アバター』実現のため20世紀フォックス(当時)と戦っていたことを自ら明かしているのだ。ケイトも本作では7分14秒に渡る水中息止めをこなすなど、そのプロフェショナルぶりをいかんなく発揮している。本作を観る時は、ぜひふたりのハイレベルなコラボレーションにも注目してみては。

映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は2022年12月16日(金)より公開中。

Source: Deadline, Comicbook.com / TEXT: Yuka Shingai, 稲垣貴俊

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THE RIVER編集部THE RIVER

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