人気アニメ「アバター 伝説の少年アン」Netflixで実写ドラマ化 ─ アニメスタッフ登板、実写映画の汚名返上なるか

2010年に映画『エアベンダー』(2010)として実写化された、米ニコロデオンの大ヒットアニメシリーズ「アバター 伝説の少年アン」(2005-2008)がNetflixにて実写ドラマ化されることが決定した。米Deadlineなど複数のメディアが報じている。

アニメ「アバター 伝説の少年アン」は、「水」「土」「火」「気」の4つの国で成り立つ架空の世界を舞台とする。それぞれの国にはその国特有の技を使える“ベンダー”が存在し、4つの国の技を全て使用できるベンダーは“アバター”と呼ばれ、世界に調和をもたらす人物とされてきた。しかし、アバターは火の国が引き起こした戦争が勃発した際、突如姿を消してしまう。

それから100年後、未だ戦争に苦しむ水の国のカタラとサカは、火の国によって滅ぼされた気の国の最後の生き残り、アンを発見。そしてアンはなんと、世界を唯一救うことのできるアバターであることが明らかに。アンとその友人の一行は火の王オザイを倒し、火の国による戦争を終わらせるため、立ち上がるのだった。

アニメスタッフが登板、原作に忠実な実写化めざす

アニメ「アバター 伝説の少年アン」を初めて実写化した、『スプリット』(2017)などで知られるM・ナイト・シャマラン監督による『エアベンダー』は批評面でも興行面でも決して成功したとはいえなかった。米映画批評サイトRotten Tomatoesでは6%という低評価を受けた上、「最低」の映画を毎年表彰するゴールデンラズベリー賞では最低作品賞含め5部門を受賞。原作アニメでは有色人種だった主要人物に白人を起用したことから人種差別問題にも発展した。

実写映画版が酷評の嵐で終わったことにより、再びの実写化を心配するアニメファンの声も少なくないが、その心配は無用そうである。

なにせ、今回発表された実写ドラマ版で製作総指揮を務めるのは、原作アニメを手掛けたマイケル・ダンテ・ディマティーノ&ブライアン・コニエッツコ。アニメ版を知り尽くす二人なら安心して本作を委ねられるだろう。また、マイケルとブライアンは声明を発表し、2010年の映画版で起きた間違いを繰り返さないことを強調した。

 

「『アバター 伝説の少年アン』の実写ドラマを指揮できることに興奮しています。アンの世界を我々の想像通りに映像化し、文化的に適切で、ホワイトウォッシュされていないキャストで実現することが楽しみです。オリジナル・アニメシリーズのチームによって創り上げられた素晴らしいキャラクターや物語、アクションと世界観をさらに深めていけるのは、一生に一度とないチャンスだと感じており、再実写化に全面的に協力して下さっているNetflixには感謝の気持ちで一杯です。」

またNetflixキッズ & ファミリー部門のVPを務めるメリッサ・コブも「ブライアンとマイクの再実写化に関するビジョンを尊重し、サポートすることをお約束します。アンの壮大な魔法の世界を、Netflixを視聴する世界中の皆様にお届けできることが楽しみです」とコメント。あらゆるファンの期待する、原作アニメに忠実な実写ドラマ版の登場を楽しみにしよう。

「アバター 伝説の少年アン」Netflix実写ドラマ版は2019年に撮影開始予定。

「アバター 伝説の少年アン」日本公式サイト:http://www.nickjapan.com/character/avatar/

Sources: Deadline, Variety, ABC7, SyFyWire

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THE RIVER編集部。アメリカのあちこちに住んでいました。

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