『アバター:WoW』20億ドル突破、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』抜きまで秒読み

ジェームズ・キャメロン監督の『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』全世界累計興行収入は2023年1月23日までに推定20億2,400万ドルを達成した。米Deadlineが伝えた。
映画史上、累計興収20億ドル超えを達成した6本目の作品となった。現時点では歴代6位だが、5位の『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)20億5,242万ドル、4位の『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』(2015)20億7,131万ドルも間もなく超える見込みだ。
歴代1位の『アバター』(2009)、3位の『タイタニック』(1997)に並び、キャメロン作品が破格のセールスでトップ5に食い込もうとしている。『フォースの覚醒』を超えれば、歴代トップ4作品のうち3作がキャメロン監督によるものとなる。
興収のうち14億2,600万ドルは海外での成績。トップは中国で、2億2,970万ドルを稼いだ。また、IMAXでの興収は2億2,700万ドルで、『スター・ウォーズ/フォースの覚醒』を超えてIMAX史上2位の成績を記録している。
キャメロン監督は公開前、「利益を出すには興行成績で歴代3~4位にならなければいけない」と話していた。実際の損益分岐点はそれよりも低いとされ、既に達成済みであるが、当初の目標すら達成しそうな勢いだ。
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Source:Deadline