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『アバター:WoW』には、たった2箇所だけ「CGを使っていない」ショットがある

アバター:ウェイ・オブ・ウォーター
(C) 2022 20th Century Studios. All Rights Reserved.

ジェームズ・キャメロン監督作『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の壮大なスケールとともに圧巻の映像体験を観客にもたらす作品だ。しかしVFXや3Dなど最新技術が結集する本作には、2か所のみCGを使っていない部分があるらしい。VFXチームのメンバーが英METROにて明かしている。

『ウェイ・オブ・ウォーター』は興収がキャメロン監督の『タイタニック』(1997)を超え、ついに世界第3位を記録、まだまだその勢いが衰える気配はない。第95回アカデミー賞には作品賞を初めとする4部門にノミネートされており、その一つが視覚効果賞である。高い評価を収めるVFXチームはすでに英国アカデミー賞の視覚効果賞も受賞しているが、本チームの視覚効果スーパーバイザー、エリック・サインドンは、劇中でVFXを使っていない2か所について明かしている。1つはジャック・チャンピオンが演じたスパイダーの「瞳」を写すショット。もう1つは海底で水が底からさざ波を立てるショットなのだそうだ。

スパイダーは父マイルズ・クオリッチ大佐亡き後、ジェイクとネイティリの養子となり、ナヴィ族とともに暮らす地球人。我が強く、冒険心に溢れるが、繊細な内面も持ち合わせるキャラクターだ。冒頭ではスパイダーの成長を表す際、瞳のアップショットが登場していた。また、水辺のシーンが印象的かつ非常にリアルな本作だけに、CGを使用せずさざ波を捕らえたショットがあることには驚きだ。

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サインドンいわく「その他全ては私たちのチームが何らか作るか、加えるかしています。CGを使ったたくさんの実写シーン、キャラクターが登場しますが、シーンごとにVFXの撮影が関与しています」とのこと。3作目は「火」がテーマ、4作目は『アバター4(仮題)』では大きなタイムジャンプがあり、その物語が、地球が舞台となる『アバター5(仮題)』へ繋がることも明かされているが、作品ごとにまた新たな映像技術が進歩していくのだろう。

Source:METRO

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Yuka ShingaiYuka Shingai

携帯向け音楽配信事業にて社内SE、マーケティング業務に従事した後、妊娠・出産を機にフリーライターに転向。 映画とお酒と化粧品が好き。日課のオンライン英会話でもしょっちゅう映画の話をしています。

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