『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』上映時間が判明、やはり3時間超え

『アバター』(2009)の続編映画、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』の上映時間が判明した。
米The Hollywood Reporterによると、本作の上映時間は約3時間10分(190分)。前作『アバター』のオリジナル版が2時間42分(162分)だったため、さらに29分長い計算になる。もっとも監督・脚本のジェームズ・キャメロンは、2022年7月の時点で「今のところ3時間くらい」と予告。当時から大幅な変化を加えることなく映画が完成したことがうかがえる。
続編の舞台は『アバター』から約10年後。惑星・パンドラを舞台に、元海兵隊員のジェイク・サリー(サム・ワーシントン)と先住民ナヴィの女性・ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)の子供たちからなる家族の物語が描かれる。一家は神聖なる森を追われ、海の部族に助けを求めるが、楽園のような海辺の世界にも人類の侵略の手が迫っていた……。

前作『アバター』は全世界興行収入の歴代No.1を獲得しているが、意外にも興収成績の上位作品は長尺の傾向がある。第2位『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)は3時間1分、第3位『タイタニック』は3時間14分。その他も第5位『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』(2018)は2時間29分、第6位『スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム』(2021)は2時間28分と、比較的長い作品が(一日あたりの上映回数は減るにもかかわらず)大ヒットしているのだ。この勢いに乗り、『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は前作の記録更新を狙えるか。
ちなみに、前作『アバター』はオリジナル版こそ2時間42分だったが、2010年公開『アバター<特別編>』は2時間51分(171分)、ソフトでリリースされた『アバター エクステンデッド・エディション』は2時間58分(178分)、さらに2022年公開の『アバター:ジェームズ・キャメロン 3D リマスター』は2時間46分(166分)と、キャメロンは再編集を重ねるたびに上映時間を変化させてきている。もしかすると続編も、この上映時間が“最初で最後”のバージョンにはならないかも…?
映画『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は2022年12月16日(金)公開。
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Source: The Hollywood Reporter