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『ヴェノム』第3作の監督が決定 ─ シリーズ脚本家が初就任、トム・ハーディも共同で原案担当

ヴェノム レット・ゼア・ビー・カーネイジ
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ソニー・ピクチャーズ製作、マーベル映画『ヴェノム』第3作(タイトル未定)の監督が決定した

Deadlineによると、新たに監督として起用されたのは、『ヴェノム』シリーズの脚本・製作を務めてきたケリー・マーセル。第1作『ヴェノム』(2018)では脚本・製作総指揮、第2作『ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ』(2021)では脚本・製作を担当し、実写映画化企画に当初から携わってきた。なお、本作が監督デビュー作となる。

トム・ハーディ主演の『ヴェノム』シリーズは、スパイダーマンの宿敵であるヴェノム/エディ・ブロックを主人公とする物語で、ソニー・ピクチャーズが手がける「Sony’s Spider-Man Universe (SSU)」では『スパイダーマン』に次ぐ人気を誇る。ルーベン・フライシャー監督による第1作、アンディ・サーキス監督による第2作はともに大ヒットを記録、第3作の企画は2022年4月に正式発表されていた。

第3作でも主演を務めるハーディは、早くからマーセルとの脚本作業を共同で進めている(2022年6月にはハーディのSNSに脚本表紙が投稿され、草稿nの完成が示唆されてもいた)。ハーディ&マーセルはヴェノムの物語について常に同じ考えを持っており、「進みたい方向性のため、協力しながら最終章に向かっている」とのこと。企画は初期段階であり、ストーリーやキャスティング、撮影時期などは明らかになっていない。

監督・脚本・製作を兼任するマーセルは、『ヴェノム』シリーズ以外にも『クルエラ』(2021)の原案や『フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ』(2015)『ウォルト・ディズニーの約束』(2013)の脚本を執筆。本作では「原案」クレジットをハーディと2人で分け合い、「脚本」クレジットを単独で担う予定だ。製作はハーディ&マーセルのほか、アヴィ・アラッド、マット・トルマック、エイミー・パスカル、ハッチ・パーカーが務める。

Sources: Deadline, Variety

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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