『アバター3』は「火」がテーマ、ジェームズ・キャメロン監督が予告

世界興収でナンバーワンに君臨する歴史的超大作『アバター』(2009)の13年ぶりとなる続編『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(2022)は「水」がテーマとなったが、その続編『アバター3(仮題)』テーマは一転して「火」となるようだ。ジェームズ・キャメロン監督が明かした。
第28回放送映画批評家協会賞に出席し、米Deadlineのインタビューに応じたキャメロンは、第3作について「火が象徴的な役割を担っていて、そのコンセプトに基づいた文化が存在します」と述べている。さらに監督は、「次の映画では、まったく新しい2つの文化と出会うことになるでしょう。すでにオマティカヤ族とメトカイナ族が登場しましたが、次作では2つの新しい文化と出会い、パンドラの世界をもう少し自由に歩き回って、様々な場所へ行く感じになりますね」と予告。
すると監督の妻であるスージー・エイミスが、「すごく安全なシートベルトが必要ですよ」と横から割って入り、その言葉にキャメロンが「ロケットのソリだ」と反応。どうやら第3作では、“火の要素”と“2つの新文化”が神秘の星パンドラを大きく揺るがすことになりそうだ。
キャメロンはすでに第3作について、「『アバター3』では、これまでに示してきたものとは異なる文化をお見せします。『アッシュ・ピープル』として火を表現します」とコメントしていた。今回のインタビューの発言と照らし合わせると、“灰の民”を意味するアッシュ・ピープルが“火の要素”の部分を担うことが予想される。
監督が言う“2つの新文化”のうちの一つがアッシュ・ピープルならば、残りの一つはどんな文化が導入されるのだろうか。『ウェイ・オブ・ウォーター』には、森に棲息するオマティカヤ族と水辺に棲息するメトカイナ族という2種類のナヴィ族が登場した。四大要素のうち土をオマティカヤ族、水をメトカイナ族、火をアッシュ・ピープルが担うとすれば、例えば“風”にまつわる新部族が登場するのかもしれない。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は公開中。
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Source:Deadline