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『アベンジャーズ/エンドゲーム』スティーブ〇〇役、3人の俳優候補がいた ─ 現場に来るも〇〇クリス・エヴァンスに見えず

アベンジャーズ/エンドゲーム
『アベンジャーズ/エンドゲーム』ディズニープラスで配信中 © 2025 Marvel

マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェイズ3の集大成映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』(2019)では、ヒーローチーム「アベンジャーズ」を率いたひとり、キャプテン・アメリカ/スティーブ・ロジャースが有終の美を飾った。エンディングではスティーブの人生を総括するような演出も見られた本作を巡って、このたび新たな事実が明らかになった。

この記事には、『アベンジャーズ/エンドゲーム』の内容が含まれています。

『エンドゲーム』終盤、サノスとの最終決戦を経てインフィニティ・ストーンをあるべき場所へ返すために過去へ戻ったスティーブは、年老いた姿で現代に帰ってくる。この老いたスティーブは、クリス・エヴァンスの顔に特殊メイクとCG処理を施すことで実現。老いを精密に表現するため、パフォーマンスキャプチャー用の俳優が存在していたことも判明していた。

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しかし、同シーンの撮影前までは別のプランが用意されていたようで、老いたスティーブを演じる3人の俳優候補が存在していたのだという。これを明かすのは、劇中で老いたスティーブからキャプテン・アメリカのシールドを手渡されたファルコン役のアンソニー・マッキーだ。

米ポッドキャスト番組SiriusXMのインタビューにて、話題がこのシールド継承のシーンに及ぶと、マッキーは「実は製作側はクリス・エヴァンス(スティーブ)を演じる年配の俳優を起用したがっていたんです」と思いがけない事実を告白。「3人の俳優が(現場に)招かれていたんです」と当時を振り返っている。ところが、以下の理由で起用が見送られてしまったのだそう。

彼らの誰もがクリスが老いた時の容姿と合いませんでした。“クリスはジョージ・クルーニーみたいなになるでしょうし、95歳になってもまだまだハンサムでしょ”って感じでした。」

こうした経緯を経て製作側が取った選択というのが、スティーブ役のクリス本人に老いた姿を演じさせることだった。「それで、メイクアップチームが呼ばれて、クリスを老人に変身させたんです。クリスが良かったのでしょう、実際に上手くいってました」とマッキーは語る。「彼は声色から何までをやってのけましたよ。素晴らしいですね」。

ところで、今後のMCUではキャプテン・アメリカの座が2代目に受け継がれることが示唆されており、その筆頭候補としてスティーブ本人からシールドを渡されたファルコンの名が挙げられている。これについて、演じるマッキーは「まだ分からないですね」と同インタビューで回答。この真相については、2021年3月配信開始のディズニープラス(Disney+) オリジナルドラマシリーズ「ファルコン&ウィンター・ソルジャー」にて明かされることになるだろう。

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Source: SiriusXM

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SawadyYOSHINORI SAWADA

THE RIVER編集部。宇宙、アウトドア、ダンスと多趣味ですが、一番はやはり映画。 "Old is New"という言葉の表すような新鮮且つ謙虚な姿勢を心構えに物書きをしています。 宜しくお願い致します。ご連絡はsawada@riverch.jpまで。

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