THE RIVER AWARD 2025 結果発表 ─ みんなで決めた年間ベスト洋画トップ20とアツいコメント集
第10位(同率) ズートピア2 (2025/12/05) 55ポイント

“もふもふなのに深いメッセージ”で社会現象を巻き起こしたディズニー映画『ズートピア』の最新作。動物たちが人間のように暮らす夢の都市“ズートピア”。頑張り屋なウサギの警察官・ジュディと、皮肉屋だけど根はやさしいキツネのニックは、憧れの捜査官バディとして事件に挑んでいた。ある日、ズートピアにいないはずのヘビのゲイリーが現れたことで、その誕生の裏に隠された驚くべき秘密が明らかに。なぜ、この街には哺乳類しかいないのか?ヘビたちが姿を消した理由とは?ズートピア最大の謎を前に、正反対なジュディとニックの絆が試される―。
「これぞファンが求めていた100点満点の続編」(ぼん さん)
「バディ物として完璧、ミステリ物としても秀逸、コメディセンスに溢れ、重い社会的メッセージの伝え方も説教臭くなく、名作に捧げるオマージュ&パロディの使い方が抜群。ハラハラドキドキ笑って泣ける、全方面キレッキレ無双の作品、それがズートピア2。 ニック&ジュディはやっぱりサイコーでした。」(cheapside さん)
「こんなに不満なところとかそういうマイナスなところがない映画あるの?!って思うほど最高で泣けて、2人のバディに魅了された。改めて大好きになった。」(Q さん)
「前作からジュディとニックの関係性にキュンキュンしまくってましたが今作もとっても萌えて尊すぎて…気付けば泣いていました。まだまだこの二人の物語を観たいです」(エンジュ さん)
「ニックとジュディ、いやジュディとニックのバディの尊さを見ているだけでも十分ではあるが、ストーリーとしても前作同様、メッセージ性ありつつも、ユーモア、スピード感もあるので誰でも引き込まれる。それにどのキャラクターも魅力的だし、モフモフ感がすごい」(626 さん)
第10位(同率) ヒックとドラゴン (2025/09/05) 55ポイント

革新的な映像と巧みなストーリーテリングで、不動の地位を築いているドリームワークスの最高傑作アニメーションが、最新のIMAX®カメラで撮影された実写映像と、緻密なCG技術によって進化を遂げる。
人間とドラゴンが共生する未知なる世界に一瞬で引き込まれる、圧倒的な没入感。ドラゴンと一緒に風を切って空を飛ぶ感覚を味わえる、息を呑むほどのスピード感。スクリーンを超えて迫ってきそうな、ドラゴンのリアルな存在感。ひとりの少年とドラゴンが絆を紡ぐ大冒険を【体感】する、奇跡の物語が始まる――
「音楽、ビジュアルなどすべてにおいて完璧なる実写化!元のアニメが傑作なので安心して期待できましたし、実写ならではの演出や迫力がとても劇場体験として素晴らしかった!5回観に行きました!」(とどろっちゃん さん)
「アニメのときのストーリーの素晴らしさ、キャラクターの愛らしさはそのままに実写になったことで映像の迫力とリアリティがブラッシュアップされて誰でも楽しめる作品になっていて最高でした!トゥースも変わらずめちゃくちゃかわいくて…。劇伴もアニメ版から更に荘厳さを感じるアレンジになっていて文句無しに今年のベスト映画でした…!」(はやぴ~ さん)
「アニメ版を完璧以上に実写化!映像も脚本演出も素晴らしかった。この世界のどこかに本当にドラゴンがいるんじゃないかとさえ思ってしまうほどのリアリティ。家族、親子、仲間、友人とのドラマも深くて『映画に求める全て』が詰まっていた。」(T385 さん)
「これぞ正しいアニメ実写化という内容だった。アニメ版だと単なる意地悪集団だった同期組に彼らは彼らで苦労してるというバックボーンを追加する事で、初めから彼らにも感情移入できるし、終盤の胸熱展開もより上がるようになっていて、素晴らしい改変だと思った。」(たっちゃん さん)
「フロリダのユニバーサルスタジオにヒックとドラゴンライド乗りに行くという新たな夢をもらいました。途中、曲がり切れず壁にぶつかっても本望です。」(汁なし担々麺 さん)
第9位 罪人たち (2025/06/20) 61ポイント

1930年代の信仰深いアメリカ南部の田舎町。双子の兄弟スモークとスタックは、かつての故郷で一攫千金の夢を賭けた商売を計画する。それは、当時禁じられていた酒や音楽をふるまう、この世の欲望を詰め込んだようなダンスホールだった。オープン初日の夜、多くの客たちが宴に熱狂する。ある招かざる者たちが現れるまでは…。最高の歓喜は、一瞬にして理不尽な絶望にのみ込まれ、人知を超えた狂乱の幕が開ける。果たして兄弟は、夜明けまで、生き残ることが出来るのか――。
「まず映画として素晴らしい。観ている最中どこに連れて行かれるかわからない高揚感。そしてIMAXのスクリーンを活用した演出。まさに映画を観た充実感に満たされた最高の作品。ライアンクーグラー監督の最高傑作。」(まんじゅー さん)
「とんでもない快作。ライアンクーグラーのエネルギッシュさに溢れたストーリーを、スタイリッシュなショットと音楽が色鮮やかに彩る。どの視点から切り取っても完璧な「映画体験」であり、過去と未来を音楽を媒介に繋ぎながらも圧倒的な「今」を体感させる。」(しん(麿おぢ) さん)
「様々なジャンルが混ざり合ってるにも関わらず全ての要素がきれいにまとまっていて、観てる時間もあっという間に感じる傑作だった。サントラの曲は映画を観た日から今日まで毎日聴いているほどお気に入り。もし再上映されるなら絶対に行きたい。」(シ さん)
「上映館が少ない中の大健闘。オリジナル脚本でこれだけのヒットになったのは、多くの観客がよくあるブロックバスター的な展開に食傷気味になっているということの表れだと思う。」(shu さん)
「ホラー映画であると同時に見事な音楽映画。映画の中盤、ソウルミュージックに時代や国境を越えて文化が混じり合うところを長回しで撮ったシーンが最高。これをIMAXで観れて嬉しい。上映してくれたことに感謝です。」(おがちゃん さん)
第8位 サブスタンス (2025/05/16) 63ポイント

元トップ人気女優エリザベスは、50歳を超え、容姿の衰えと、それによる仕事の減少から、ある新しい再生医療<サブスタンス>に手を出した。
接種するや、エリザベスの背を破り脱皮するかの如く現れたのは若く美しい、“エリザベス”の上位互換“スー”。抜群のルックスと、エリザベスの経験を持つ新たなスターの登場に色めき立つテレビ業界。スーは一足飛びに、スターダムへと駆け上がる。
一つの精神をシェアする存在であるエリザベスとスーは、それぞれの生命とコンディションを維持するために、一週毎に入れ替わらなければならないのだが、スーがタイムシェアリングのルールを破りはじめ―。
「今年の1本といえばこれでしょう!ルッキズム・若さへの渇望・SNS・社会の中の女性の立ち位置・消費される「性」・理想とする「自分像」を定義するものは何かを問いかける作品で2025年を象徴する1本だと思います。美しさとグロテスクさが共存する独特の色遣いと画面構成も素晴らしかったです。」 (モリ さん)
「年嵩になった女優にハリウッドが差し出す残酷な配役。撮り方によっては、ただ悲惨になってしまう話をデミ・ムーアが『素顔のままで』に出演した時よりも堂々と、これが女優よ!とばかりに見せつけた。本作は、現在の彼女の命の煌めきである。ファルジャ監督の作風は大変好みなので、今後も追いたい。」(光也 さん)
「純粋に映画のラストはスカッとしました。デミ・ムーアにオスカーをあげて欲しかった…。」(うら さん)
「社会派の香りと体液の香りが入り混じる、素敵な地獄絵図。」(CONY さん)
「こういった意味のわからないグロい話が大好きなので大好物でした!笑」(ななみん さん)
第7位 教皇選挙 (2025/03/20) 94ポイント

カトリック教会の総本山・バチカンのトップに君臨するローマ教皇を決める教皇選挙<コンクラーベ>は、世界中が固唾をのんで注目する一大イベントだ。
ところが外部からの介入や圧力を徹底的に遮断する選挙の舞台裏は、ほんのひと握りの関係者以外、知る由もない。
この完全なる秘密主義のベールに覆われた選挙戦の内幕を描くのが映画『教皇選挙』である。聖職者が政治家に見えてくるほどの熾烈なパワーゲーム、投票を重ねるたびに目まぐるしく変わる情勢、そして息を呑む急展開のサプライズ。政治的分断が深刻化している現代社会の縮図のような選挙戦の行方は、悲劇か、それとも新たな時代の希望をたぐり寄せるのか——。
あらゆる観客の好奇心を刺激しながら、先読みを一切許さないストーリー展開で魅了する超一級のミステリーが、遂にその禁を解く。
「映像に動きの多い映画ではありませんが、脚本や会話、俳優さんのお芝居(間の取り方や声色)でこんなにもハラハラできるものかと感心させられた映画でした。」(くろうーろん さん)
「最後の最後まで見逃しちゃいけない映画でした。神聖な作品なのかと思って観に行きましたが、教皇たちの人間らしさや壮大な映像に心惹かれました。またいつか大きな画面で観たい作品です。」(ななみん さん)
「メインはおじさんたちの会話劇だけなのにこんなに面白いなんて!」(さと(いぬ) さん)
「かわいいおじちゃんたちが、難しい顔をしてあるかないかわからない陰謀や思惑に勝手に振り回されていくさまがたまらなかったです。」(すみ さん)
「おじさまたちしかいない密室劇がべらぼうに面白くて!最後までハラハラドキドキ。オチまでブラボー!」(nightwalker.b さん)
第6位 ミッション:インポッシブル/ファイナル・レコニング (2025/05/17) 99ポイント

人生は全ての選択の結果だ。
映画の常識を変え、不可能を可能にし続けてきた「ミッション:インポッシブル」シリーズの集大成-『ファイナル・レコニング』。世界崩壊の危機が近づく中、人工知能エンティティの破壊を目指すイーサンは、ソースコードが眠る潜水艦を探すために単独で行動する。
「想像を絶するアクションシーン、過去作の要素を織り交ぜた脚本、そしてスクリーンから滲み出るトム・クルーズの映画への愛情。何もかもが最高の、シリーズ集大成でした。トム・クルーズとクリストファー・マッカリー監督に、これ以上ない感謝を!」(りゅーさん さん)
「ミッション・インポッシブルシリーズの集大成として過去の作品へのオマージュをちりばめつつ、娯楽映画の楽しさとワクワクが詰まった1本。ドルビーシネマで観た潜水艦のシーンが、深海の漆黒と光の鮮やかさの驚くべきコントラストで言葉を失う美しさでした。」(モリ さん)
「いつ観たってトムは我々の心を掴んでは異世界へ連れてってくれる。現実世界と地続きながら、世界の何処かで人知れず戦っているかも知るぬ別のリアルを映画という娯楽を通じて示してくれ続けている。映画を観る喜びを与え続けてくれている。」(のんちゃん さん)
「作り手の(狂気じみた)熱量を感じる、アクション映画の到達点。」(yamaken さん)
「ありがとう、トムクルーズ!トムの映画への愛に満ちていた。」(ぽん酢 さん)

























