「ベビーヨーダはギズモのパクリだ」『グレムリン』監督が指摘

『スター・ウォーズ』のドラマ「マンダロリアン」に登場し、一躍人気キャラクターとなったベビーヨーダことグローグー。ジェダイ・マスターのヨーダと同じ種族の赤ん坊で、つぶらな瞳でウルルと見つめる姿や、よちよち歩きをする姿が堪らなく愛らしい。
多くのファンが夢中になったベビーヨーダだが、「あれはパクリだ」との指摘が話題を集めている。『グレムリン』シリーズ監督のジョー・ダンテだ。
「映画が長生きできるかどうかは、本質的に赤ん坊のこの一つのキャラクター(ギズモ)が鍵です。もちろん、そこでベビーヨーダの話になる。あれは完全にパクリで、丸々コピーされたものです。恥ずかしげもなくね」。ダンテ監督は米メディアとのビデオ通話取材でこう話したという。
ダンテ監督がどのくらいの温度感でこれを指摘したのだろうか。この様子を伝えた米Datebookには「苦笑しながら」とある。巷でのベビーヨーダ人気を横目に、モヤモヤする思いもあったことだろう。
1980年代の人気映画『グレムリン』に登場したモグアイのギズモもベビーヨーダも、赤ん坊のようなフォルム、大きな耳と瞳といった特徴が確かに類似している。
ベビーヨーダとギズモはファンの間でも度々比較されている。2021年2月にマウンテンデューの米CMでギズモが復活した際は、出演のザック・ギャリガンが「(ベビーヨーダよりも)僕の相棒の方がかわいい」「ギズモの方がモフモフ」「ベビーヨーダは毛が薄そう」とコメントしている。
ちなみに『グレムリン』は幻のシリーズ第3作の脚本が既に存在しており、実現に向け権利問題に取り組んでいるところだという。ギズモが再び脚光を浴びれば、「ベビーヨーダとギズモはどっちが可愛いか」論争にもまた火がつきそう。
Source:Datebook