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【ネタバレ】「バッド・バッチ」シーズン2は第7話・第8話で「クローン・ウォーズ」シーズン8に突入した

スター・ウォーズ:バッド・バッチ
©2023 Lucasfilm Ltd. & TM. All Rights Reserved.

この記事には、「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2第7話『クローン謀議』、第8話『真実と結末』のネタバレが含まれています。

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戦場は帝国元老院に

「スター・ウォーズ:バッド・バッチ」シーズン2第7話、冒頭の舞台は首都惑星コルサント。バー「セブンティナインズ」で、クローン・トルーパーのケイドが、カミーノ攻撃命令に従ってしまった後悔を友のスリップに語っていた。なんとランパート中将は「カミーノは嵐によって崩壊した」とデマを触れ回っていたのだ。真実を公開するようランパートを脅迫したというケイドは、店の外に出ると何者かに狙撃され、暗殺されてしまう。

ケイドとスリップは、シーズン1の第15話で行われた“カミーノ爆撃”に参加していたようだ。あの場面はトルーパーたちの心情が気になるところであったが、抑制チップによって意思が押さえつけられていただけで、故郷への攻撃に葛藤を抱えていたことが明らかとなった。

また、「セブンティナインズ」はつかの間の休息を楽しむクローン御用達のバーであり、「クローン・ウォーズ」シーズン5の第4話「命令」で登場している。秘密を抱えたファイブスが立ち寄った場所であり、『クローン謀議』というタイトルにぴったりな地といえる。

その頃、元老院では本シーズン第3話で「再投票で否決された」とクローンが話していた“徴兵法案”の議論の真っ最中であった。法案の内容は、クローン軍に代わって徴兵による軍隊を創設するというもの。

スター・ウォーズ:バッド・バッチ
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大宰相マス・アミダが議論を進行する中、推進派のサーム議員は、「クローン兵の新造が不可能な今、我々は無防備だ」と訴える。共和国時代、彼はテクノ・ユニオンを代表する議員であったが、現在は銀行グループ代表のようだ。反対派の主力は、『ローグ・ワン/スター・ウォーズ・ストーリー』(2016)で反乱同盟軍の評議員の一人として登場したティンラ・パムロ議員と、ベイル・オーガナ議員であった。

そこに彗星のごとく現れたのが、衛星パントラ出身議員のライヨ=チューチー。彼女は「クローン・ウォーズ」シーズン1の第15話『侵入者』で初登場した元老院議員で、アナキン・スカイウォーカーやオビ=ワン・ケノービと共に、惑星オルトー・プルトニアの民との紛争勃発時に和平交渉に尽力した人物である。

チューチーは徴兵法案阻止のため、当事者であるクローンたちの意見を聞きにバーへ訪れる。そこでスリップからカミーノで起きた事態の真相を明かされることとなった。しかし、その後スリップも謎の暗殺者の魔の手にかかり、チューチーも危険人物として命を狙われてしまう。

そこに登場したのがキャプテン・レックス。彼は、帝国のあり方に反感を抱いて離隊したくなったクローン兵の脱出支援をしており、スリップの依頼で彼を迎えに来ようとしていた。レックスは暗殺者を気絶させ、コルサントの地下世界“アンダーワールド”にあるガレージに連行した。

レックスはこのガレージが友人のものであると言った。その友人とは、「クローン・ウォーズ」のシーズン7と「バッド・バッチ」の前シーズンでも登場したマルテス姉妹であろう。このガレージには、ジェダイをやめたアソーカ・タノも訪れている。

謎の暗殺者の正体はクローンであった。しかし、識別番号もないため、謎は深まるばかり。レックスは尋問を試みるも、彼は己を「信じる者だ」と言い残して死んでしまう。

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Red 4

「クローン・ウォーズ」が心のふるさとなスター・ウォーズオタク。クスッと笑えたり、へーと思ってもらえるような記事を目指してライター修行中。