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『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』初予告編が公開 ─ 原点回帰でスケールアップ、大ボリュームの『ワイスピ』アクション

https://youtu.be/32RAq6JzY-w

人気カーアクション映画『ワイルド・スピード』最新作となる第10作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』待望の初予告編が公開された。原点回帰かつスケールアップ、大ボリュームの予告編だ。

お馴染み“ファミリー”のひとときに集まったドムたち。しかしレティ(ミシェル・ロドリゲス)は、「何か不安なの?」とドム(ヴィン・ディーゼル)を気遣う。ドムは、息子リトルBの言葉を受けて、「愛するものを失うのが怖い」と考えている。

本作の悪役は、監督にして「1000%モモア」と表現される、『アクアマン』ジェイソン・モモアが演じるダンテ。「お前は愛と家族に恵まれた、ずいぶんいい人生を送っているな。俺にはそんなチャンスはなかった。お前は俺から奪ったんだ。俺の未来も、家族も」と恨み節を語る。

そこで登場するのは過去の映像で、なんとブライアン(ポール・ウォーカー)の姿も。『ワイルド・スピード MEGA MAX』(2011)で、ドムとブライアンが警察署から金庫を丸ごと盗み出すシーンだ。ダンテはこの時、そのアクションシーンにいた設定で、復讐のため、「お前の未来と家族をバラバラに破壊してやる」とドムたちに戦いに挑むのだ。

『キャプテン・マーベル』ブリー・ラーソンが演じる新キャラクターのテスはまだ謎に包まれているが、「彼は全てをかけてやってくる」と深刻な表情でドムに警告している。前作『ジェットブレイク』で初登場したドムの兄弟ジェイコブ(ジョン・シナ)は仲間となっており、「どうする、ドム」と共闘する。

ダンテはシリーズ史上最もパワフルで、かつ最も頭脳派の敵となりそうだ。様々な武器を駆使して奇襲を仕掛ける様子や、ファミリーを罠にかけて「バラバラにする」作戦も見て取れる。レティは「この戦いで、誰かが死ぬかもしれない。それでも戦う」と決意を新たにしている。

『ワイスピ』シリーズの原点ともいえるドラッグレースも登場。ドムが「この戦いを止めるためのレースだ」と宣言すれば、ダンテは「ファミリーがデカくなりすぎると、そこが問題だ。救う命と救わない命、どうやって決める?」と尋ねる。これぞ『ワイスピ』なレースの開幕だ。

『ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT』(2006)以来の因縁であるハン(サン・カン)とデッカード・ショウ(ジェイソン・ステイサム)は本作でまさかのタッグ。「まだ走れるか?」とデッカードが尋ねれば、ハンは「どうだろうな?」とニヤリ。新たな水と油コンビの誕生だ。

市街バスを真っ二つにちぎりながら街を転がる巨大鉄球、ヘリコプターとの壮絶チェイスなど、シリーズ中期を思わせる『ワイスピ』アクションが炸裂。楽曲はノトーリアスB.I.G.の名曲「Notroious Thug」だ。

いよいよシリーズのクライマックスへ向かう『FAST X』ではジャスティン・リン監督の後任として、『インクレディブル・ハルク』(2008)や『トランスポーター』シリーズなどのルイ・レテリエが監督に就任。キャスト陣には常連組からドミニク役のヴィン・ディーゼル、レティ役のミシェル・ロドリゲス、ミア役のジョーダナ・ブリュースター、テズ役のリュダクリス、ローマン役のタイリース・ギブソン、ラムジー役のナタリー・エマニュエル、リトル・ノーバディ役のスコット・イーストウッド、クイニー役のヘレン・ミレン、ハン役のサン・カン、サイファー役のシャーリーズ・セロンが続投。

新キャストとして、『アクアマン』シリーズのジェイソン・モモアがヴィランのダンテ役、『キャプテン・マーベル』(2019)などのブリー・ラーソンがテス役、ドミニクの息子・ブライアン役で新進子役俳優のレオ・アベロ・ペリーが出演。「ジャック・リーチャー ~正義のアウトロー~」(2022‐)のアラン・リッチソン、『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)のダニエル・メルシオールも初参戦する。

待望となるシリーズ第10作『ワイルド・スピード/ファイヤーブースト』は、2023年5月19日に全国公開。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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