『ジョン・ウィック』スピンオフ映画『バレリーナ』米公開が1年延期 ─ アクション増量のため追加撮影を実施

アナ・デ・アルマスが主演を務める『ジョン・ウィック』シリーズの実写スピンオフ映画『バレリーナ(原題:Ballerina)』の米公開日が、2024年6月7日から2025年6月6日に延期されたことがわかった。米Deadlineが報じている。
報道によれば、延期の理由は追加撮影を実施するためだという。現在、映画『ジョン・ウィック』シリーズのチャド・スタエルスキ監督が『バレリーナ』のレン・ワイズマン監督と協業し、アクションシーンを増量するために見直しを行なっている模様。
『バレリーナ』は『ジョン・ウィック パラベラム』(2019)に初登場したバレリーナを主人公に、家族を殺し屋に奪われた若い女性が復讐のため殺し屋へと変貌していく物語。映画には、ジョン・ウィックやウィンストンといったメインシリーズのキャストも登場する。
先日、スタエルスキ監督は配給の米Lionsgateと今後の『ジョン・ウィック』ブランドを統括していく新契約を締結したばかり。Deadlineはこのたびの大幅延期について「Lionsgateは映画をより良いものにしたいだけ」とスタジオの思惑を伝えている。
このたびの延期に伴い、『クロウ/飛翔伝説』(1994)のリブート版『ザ・クロウ(原題:The Crow)』が、元々『バレリーナ』の米公開日であった2024年6月7日に公開されることに決定。同作では、『IT/イット』シリーズ2作のペニーワイズ役で知られるビル・スカルスガルドが主演を務める。
映画『バレリーナ(原題:Ballerina)』は2025年6月6日米公開予定。
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Source:Deadline