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『ジョン・ウィック:バレリーナ』冒頭からアクション全開、初参戦ノーマン・リーダスが予告 ─ 「『ウォーキング・デッド』とはスタイルが違う」

ノーマン・リーダス Norman Reedus
©THE RIVER

「ウォーキング・デッド」シリーズのノーマン・リーダスが、『ジョン・ウィック』の世界に参戦する。スピンオフ映画『バレリーナ(原題:From the World of John Wick: Ballerina)』では、主演のアナ・デ・アルマスと激しいアクションを繰り広げるのだ。

リーダスが演じるのは、謎めいた男ダニエル・パイン。米Colliderでは、ファーストシーンから観る者を驚かせるアクション演出があることを予告した。

「旅先でバイクに乗っていると、コーナーを曲がるとき、ギリギリでバイクを倒さなければならないときのために、どう倒すかをイメージすることがあります。(この映画の)最初のシーンには、そういうことがたくさんあった。触りたくないほど鋭利なものがたくさんあり、足場の段差が消えていくんです。」

監督のレン・ワイズマンは、本作のアクションを「ダンスのリハーサル」のようだと形容し、リーダスも「きちんと振り付けられたアクションです。派手なものを安全に撮れるよう、たくさんの人が関わっている」と口を揃える。「『ウォーキング・デッド』はがむしゃらなアクションなので、スタイルが違いますね」と。

バレリーナ(原題)
Photo Credit: Larry D. Horricks for Lionsgate

これまでに数々のアクションシーンを演じてきたリーダスは、「僕は武器の扱いがうまいんです」と言う。「テレビシリーズも含めて、アクションは計算がすべて。弓矢を見せ、フレームを曲げて、デジタルで矢を消してアップを見せ、再び矢を見せる。そこには計算があります」。

以前にもリーダスは、本作について「ハイオクタンでクールなストーリー、演技も良くてビジュアルも素晴らしい」と絶賛。初挑戦となった『ジョン・ウィック』の世界に大きな手応えを感じているようだ。

物語の主人公は、『ジョン・ウィック:パラベラム』(2019)に登場したバレリーナ/イヴ・マカロ。第4作『ジョン・ウィック:コンセクエンス』(2023)以前の時系列を舞台に、家族を奪った殺し屋への復讐にのぞむ。出演者はアナ・デ・アルマスのほか、本家シリーズからジョン・ウィック役のキアヌ・リーブス、ウィンストン役のイアン・マクシェーン、シャロン役の故ランス・レディック、ディレクター役のアンジェリカ・ヒューストンが続投する。

映画『バレリーナ(原題:From the World of John Wick: Ballerina)』は、2025年6月6日に米国公開予定

Source: Collider

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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