『バードマン』イニャリトゥ監督最新作『バルド、偽りの記録と一握りの真実』Netflixで12月16日配信決定

『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』(2015)のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督による最新作『バルド、偽りの記録と一握りの真実』が、2022年12月16日(金)よりNetflixにて独占配信される。このたび、日本版キービジュアルと場面写真が公開された。

本作は『バードマン あるいは (無知がもたらす予期せぬ奇跡)』および『レヴェナント:蘇えりし者』(2016)でアカデミー賞の監督賞に輝いたアレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥ監督が贈る、ある男の壮大な心の旅路をテーマにしたノスタルジック・コメディ。ヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門に選出されている。
主人公はメキシコの有名ジャーナリスト兼ドキュメンタリー映画製作者のシルベリオ・ガマ(演:ダニエル・ヒメネス・カチョ)。ロサンゼルスから故郷に戻ったシルベリオは、自らの内面や家族との関係、そしてあまりにも愚かな過去などの問題に対峙しながら、自らの生きる意味を見つけていく。ストーリーの全貌は未だ謎に包まれているが、メキシコにあるイニャリトゥ監督の故郷で撮影が行われるなど、自伝的要素が強いともいわれる一作。数々の映画賞に輝いてきたイニャリトゥ監督の集大成的な作品になることも期待される。
公開されたビジュアルは、真っ赤な色合いの中に男がひとり踊っているようにも、あるいは佇んでいるようにも見えるインパクト抜群のデザイン。近作では男の孤独や内面をえぐり出してきたイニャリトゥが、この主人公にはどんな葛藤を突きつけるのか。
脚本は『バードマン』を共同執筆したイニャリトゥ監督とニコラス・ヒアコボーネ。製作は「ナルコス:メキシコ編」(2018-2021)や『ゲット・オーバー』(2012)のステイシー・パースキー、撮影監督は『エヴァの告白』(2013)『愛、アムール』(2012)のダリウス・コンジが務めた。

なおヴェネツィア国際映画祭のコンペティション部門には、Netflixから、『007/ノー・タイム・トゥ・ダイ』(2021)『グレイマン』(2022)のアナ・デ・アルマスがマリリン・モンローを演じる『ブロンド』(9月28日配信)や、ある少年の殺害をきっかけに巻き起こる争いを描いたフランス映画『アテナ』(9月23日配信)が選出。アウト・オブ・コンペティションでは、『ドライブ』(2011)『ネオン・デーモン』(2016)のニコラス・ウィンディング・レフン監督が手がけるドラマシリーズ「Copenhagen Cowboy(原題)」なども選ばれている。
Netflix映画『バルド、偽りの記録と一握りの真実』は2022年12月16日(金)より独占配信。
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