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『ザ・バットマン』ロバート・パティンソンはDCU移籍せず、新バットマン映画は積極進行中 ─ 「ペンギン」シーズン2は不明

ザ・バットマン
© 2022 Warner Bros. Ent. All Rights Reserved TM & © DC

DCスタジオの共同代表ジェームズ・ガンとピータ・サフランは現地時間2025年2月21日に米国で記者会見を開き、今後の方針について語ったようだ。米メディアがそれぞれ伝えるところによれば、両者は『THE BATMAN ─ザ・バットマン─』主演のロバート・パティンソンが新DCユニバース版バットマンにそのまま就任するという説を否定した。

2022年に公開された『THE BATMAN ─ザ・バットマン─』は独自のゴッサム・シティを舞台に、若きブルース・ウェインの戦いを描いた。続編が準備されており、2027年10月1日の米公開を目指し年内に撮影を始める

 ザ・バットマン
DC LOGO, BATMAN and all related characters and elements TM and © DC.

一方、ガンとサフランが統括する新DCユニバースでは、バットマンの単独映画『The Brave and the Bold(原題)』もある。バットマン映画が複数存在することになるわけだが、ガンは以前、いっそパティンソン版バットマンをDCUに引き入れるという案についても「考えたことがある」と認めていた

ただし今回、ガンはこの件について「ほぼないだろう」と訂正。「何事も(可能性を)排除することはしません。彼は別の形で登場するかもしれませんが」としつつ、『The Brave and the Bold』版で新たに演じるバットマン俳優は「まだ存在しない」と語った。

実際のところガンは、この手の話題に少し辟易としているようだ。配役などについてはあらゆる可能性を話すものであると説明するガンは、「(ドラマ版『ザ・フラッシュ』の)グラント・ガスティンについて話したことはあるかと言われれば、話しました。ロバート・パティンソンについて話したかと言われれば、話しました。そういうことは全部話します。でも、真剣な話し合いかと言われれば、ノーです」と伝えている。

『The Brave and the Bold』は現在「積極的に進めている」ところ。脚本が進められているところで、「ストーリーはいい感じにまとまっている」とサフランは手応えを語った。脚本家の名は「プレッシャーを与えてしまうことになるので」現在は伏せている。監督は『ザ・フラッシュ』(2023)のアンディ・ムスキエティで、脚本が完成すれば最初に目を通すのはムスキエティになるという。

一方、『ザ・バットマン』続編も作業中だ。「まだ完全な脚本は出されていませんが、今までに読んだものは素晴らしく頼もしいものです」とサフラン。スピンオフドラマ「THE PENGUIN-ザ・ペンギン-」シーズン2の可能性は「わからない」と明言されていない。「変動するものが多い。おそらく一番重要なのは(主演の)コリンでしょう」。

Source:THR(1,2), Deadline,Variety

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者。代表。運営から記事執筆・取材まで。数多くのハリウッドスターにインタビューを行なっています。お問い合わせは nakatani@riverch.jp まで。

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