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DCドラマ「バットウーマン」いよいよ製作始動 ─ ルビー・ローズ主演、「フラッシュ」「ゲーム・オブ・スローンズ」監督が就任

DCコミックス
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DCコミックスの女性ヒーロー、バットウーマンを主人公とする新作テレビシリーズ「バットウーマン(邦題未定、原題:Batwoman)」の製作がいよいよ本格的に始動した。製作・放送を担当する、米The CW局がパイロット版の製作を発注したという。米Deadlineほか複数のメディアが報じている。

ドラマシリーズ「バットウーマン」の製作が発表されたのは2018年7月のこと。それに先がけて、The CWが展開するドラマ「ARROW/アロー」(2013-)「THE FLASH/フラッシュ」(2014-)「SUPERGIRL/スーパーガール」(2015-)「レジェンド・オブ・トゥモロー」(2016-)からなる通称「アローバース」のクロスオーバー・エピソードにて初登場すると伝えられていた。

2018年12月、バットウーマンはクロスオーバー・エピソード「エルスワールド(邦題未定、原題:Elseworlds)」に登場。さっそくThe CWは単独シリーズの製作に踏み切ったのである。

ドラマ「バットウーマン」いよいよ本格始動

ドラマ「バットウーマン」の主人公ケイト・ケインは、2006年にコミックに登場した“2代目バットウーマン”。正義への情熱を抱え、考えを率直に語り、優れた戦闘能力でゴッサム・シティの犯罪と戦うキャラクターである。ドラマ版は、ゴッサム・シティで蘇ってくる犯罪者にケイトが立ち向かう物語とのこと。しかし彼女は、ゴッサムの希望のシンボルとなる前に、自身の内面に潜む悪魔に直面する必要に迫られる……。

ケイトはレズビアンという設定で、スーパーヒーローを描く実写作品でセクシャル・マイノリティが主人公になるのは本作が初めてだ。ケイト・ケインを演じるのは、自身も同性愛者であることを公表している女優のルビー・ローズ。ドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」シーズン3~4(2015-2016)、映画『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)『MEG ザ・モンスター』(2018)などに出演する新鋭である。

今回の報道によれば、「バットウーマン」パイロット版で監督を務めるのは、「ARROW/アロー」(2013-)「THE FLASH/フラッシュ」でもパイロット版を手がけたデヴィッド・ナッター。人気ドラマ「ゲーム・オブ・スローンズ」(2011-)で9エピソードを監督するなど、数々のドラマに携わってきた実力者だ。

なお脚本・製作総指揮を担当するのは、ドラマ「ヤング・スーパーマン」(2001-2011)や「ヴァンパイア・ダイアリーズ」(2009-2017)のキャロライン・ドリーズ。同じく製作総指揮には、「アローバース」作品の多くに携わるグレッグ・バーランティ、コミック界の重鎮ジェフ・ジョンズが名前を連ねている。

ドラマ「バットウーマン(邦題未定、原題:Batwoman)」の放送時期は未定。続報にも引き続き注目したい。

Source: Deadline

Writer

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稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。THE RIVERほかウェブ媒体、劇場用プログラム、雑誌などに寄稿。国内の舞台にも携わっています。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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