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DCドラマ「バットウーマン」主演ルビー・ローズが降板 ─ 新キャストでシーズン2製作へ

クライシス・オンインフィニット・アース 最強ヒーロー外伝
SUPERGIRL™, BATWOMAN ™, THE FLASH™,ARROW™, DC’S LEGENDS OF TOMORROW™ and all pre-existing characters and elements TM and ©DC Comics.©2020 Warner Bros. Entertainment Inc. All rights reserved

DCコミックス原作ドラマバットウーマン(原題:Batwoman)」より、主人公ケイト・ケイン/バットウーマン役のルビー・ローズが降板することがわかった。「ARROW/アロー」(2012-2020)などのDCドラマ群、通称“アローバース”を手がける米CW局とワーナー・ブラザース・テレビジョンが正式に発表している。

ルビー演じるバットウーマンは、2018年に放送されたアローバースのクロスオーバーイベント「エルスワールド 最強ヒーロー外伝」で初登場。その後、2019年10月から単独ドラマ「バットガール」の米国放送が開始され、2019年のクロスオーバーである「クライシス・オン・インフィニット・アース 最強ヒーロー外伝」にも登場した。2020年5月17日(米国時間)、「バットガール」シーズン1の米国放送が終了した直後の降板発表となった。

降板にあたり、ルビーは「『バットウーマン』シーズン2に復帰しないことはとても難しい決断でした。軽率な判断ではありませんし、キャストやスタッフ、そしてバンクーバーとロサンゼルスで製作に関わってきた皆さんに最大限の敬意を表します」との声明を発表。製作総指揮のグレッグ・バーランティ&キャロライン・ドリースをはじめ、プロデューサーやスタジオにも感謝の言葉を送っている。「素晴らしい機会を与えていただき、見事に作り上げられたDCユニバースにお招きいただき、そして常に私を信じてくださり、ありがとうございました。シーズン1を成功に導いた皆さんに心から感謝します」。

エルスワールド 最強ヒーロー外伝
© 2018 The CW Network, LLC. All Rights Reserved.

現在、ルビーの降板に関する具体的な理由は明かされていない。米Varietyなど複数の報道によれば、2019年9月に「バットウーマン」の撮影現場でルビーが重傷を負い、緊急手術に至ったことは本件とは無関係とのこと。一方で米Deadlineは、今回の降板は、シーズン1の内容や反応を受けてルビーと製作陣が互いに合意したものだと伝えている。ルビーも製作陣もシーズン1に満足しておらず、このままシーズンを更新することは考えられなかったというのだ。ただし、これはあくまでゴシップの域を出ないもの。今後、より具体的な報道がなされることも考えられる。

「バットウーマン」の主人公であるケイト・ケインはレズビアンという設定で、本作はセクシャル・マイノリティのスーパーヒーローを主役に据えた初めてのドラマシリーズとして注目されてきた。製作陣は企画の発表当初からレズビアンの女優を起用する意向を明かしており、ルビーの起用には、彼女が12歳の時に同性愛者であることを公表していたという背景もあったのである。しかしルビーの就任が決定した2018年8月当時、ルビーはSNS上で激しいバッシングと嫌がらせを受け、自身のTwitterアカウントを削除することにもなっていた。

降板発表にあたり、ワーナー&CWなどの製作スタジオはルビーに対する感謝のコメントを発表し、2021年に米国放送される「バットウーマン」新シーズンでは新たな主演女優を起用すること、また「新たな方向性」へ進むことを明らかにした。後任者のキャスティングなどは今後数ヶ月以内に発表される。なお、シーズン1は新型コロナウイルスの影響を受け、当初の全22話構成から全20話に短縮されて放送を終了した。米The Hollywood Reporterによると、シーズン1の最終話がルビーの最後の出番となり、完成していない残りの2話が新キャストで製作されるかどうかは不明。

ルビー・ローズはNetflixドラマ「オレンジ・イズ・ニュー・ブラック」に登場したのち、『バイオハザード: ザ・ファイナル』(2016)や『トリプルX:再起動』(2017)『ジョン・ウィック:チャプター2』(2017)といったアクション映画の話題作に相次いで出演。ジェイソン・ステイサム主演のサメ映画『MEG ザ・モンスター』(2018)でも好演した。

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Sources: Variety, Deadline, The Hollywood Reporter

Writer

稲垣 貴俊
稲垣 貴俊Takatoshi Inagaki

THE RIVER編集部。「わかりやすいことはそのまま、わかりづらいことはほんの少しだけわかりやすく」を信条に、主に海外映画・ドラマについて執筆しています。劇場用プログラムや各種媒体への寄稿なども喜んで承りますので、お気軽にお尋ねください。お問い合わせは inagaki@riverch.jp まで。

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