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ピースメイカー役を逃したバウティスタ「正直、僕がやらなくて良かった」「ジョン・シナは完璧、羨ましい」

John Cena Gage Skidmore, CC BY-SA 3.0 , via Wikimedia Commons | Daniel Benavides from Austin, TX, CC BY 2.0 , via Wikimedia Commons

DCドラマ「ピースメイカー」主人公のピースメイカー役は、当初はジョン・シナではなく『ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー』ドラックス役で知られるデイヴ・バウティスタのために用意されたものだった……。ジェームズ・ガン監督が明かしたこの裏事情について、バウティスタが謙遜を語っている。

シナもバウティスタも共にプロレスラー出身の俳優。ピースメイカーといえばガン監督による『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』(2021)に初登場して人気を博し、単独ドラマ化を果たすと新ユニバースにも移籍。今後を担う重要キャラクターの1人だ。

もともとガンはこの役でバウティスタを起用する想定で書き上げたが、タイミングが合わず諦めざるをえなかったと明かしていた。この話題について、バウティスタも米Comicbook.comで語っている。

「これに関しては本当にやりたかったんです。彼が僕のために役を書いてくれた、僕のためのものでしたから。ただスケジュールの都合でした。僕は『アーミー・オブ・ザ・デッド』をやっていましたから。だから、スケジュールの問題で都合がつけられなかったんです。」

バウティスタはガンと親しい間柄でもあり、盟友からのオファーを受けられずに残念がっている。ただし、「僕がやらなくて、結局良かったと思います」とも続けている。「正直って、僕だったらジョンのように演じられなかったと思います。彼は完璧ですね。僕だったら、うまくできなかったと思うし、こんなに成功していなかったと思います」。

シナがピースメイカー役を成功させていることに「ちょっと羨ましく思っているんです。憧れますよ」と本音を打ち明けつつも、「ジョンがあのキャラクターに吹き込んだものは、僕には同じようにできなかったと思います」と終始謙遜。「今のようにはならなかったはず。正直言って、良いものにならなかったと思いますよ」と、結果として成功したキャラクターを祝福するのだった。

「ピースメイカー」は現在シーズン2がU-NEXTで配信中だ。

Writer

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中谷 直登Naoto Nakatani

THE RIVER創設者、運営代表。執筆・編集から企画制作・取材・出演まで。数多くのハリウッドスターに直接インタビューを行なっています。お問い合わせは nakataniアットriverch.jp まで。

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