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「ベター・コール・ソウル」完結、ボブ・オデンカークが感謝のメッセージ映像を公開

ボブ・オデンカーク Bob Odenkirk
Photo by Gage Skidmore https://www.flickr.com/photos/gageskidmore/43555583562/

2008年に放送開始された「ブレイキング・バッド」の前日譚ドラマ、「ベター・コール・ソウル」がついにシーズン6第13話をもってファイナルを迎えた。最終回となる第63話『さらばソウル』が放送された後、ソウル・グッドマン/ジミー・マッギル役で主演したボブ・オデンカークが感謝のメッセージを発信している。

「ブレイキング・バッド」にも出演したボブは、根はイイ奴だが悪さの誘惑に屈してしまう、どこか憎めない弁護士ソウル役を好演。実に14年間にわたって演じたキャラクターに別れを告げるのは、さぞ辛かったのではないだろうか。はじめに、オデンカークはソウルと番組に別れを告げる心境を表現している。

「ソウル・グッドマンと『ベター・コール・ソウル』に別れを告げることについて、どう感じているか皆に訊かれるんですが、その質問には上手く答えられません。正直なところ、あの体験、そして、あのキャラクターについてさえ考えるのは辛いですから。感動的なシーンが山ほどあって、それらがあまりにも美しく調和していて、どうやって実現したのかさえ僕には謎なんです。観てくれてありがとう。」

続けて、オデンカークはキャストとスタッフに感謝の意を伝えた。

「(クリエイターの)ヴィンス・ギリガンとピーター・グールドに感謝したい。僕は、この役に相応しいことは何もしていなかったけれど、6シーズンを経た今では相応しい人物になれていることを願います。キャストのレイ・シーホーン、マイケル・マッキーン、ジョナサン・バンクス、トニー・ダルトン、マイケル・マンド、パトリック・ファビアン、ジャンカルロ・エスポジート、彼らと共演して観察するだけでも、さらに良い役者になることができました。素晴らしい体験だったし、スタッフとアルバカーキの人たち──、彼らは心優しい努力家で、これ以上ないほどのプロでした。これほど多くの素晴らしい人たちが、自分の仕事を上手くこなしているのを目の当たりにすることはないでしょう。この番組を最高の作品にするために、僕にしてくれたことに感謝しています。」

そして最後にオデンカークは、ずっと番組を応援してくれたファンに向かって感謝を述べている。

「そしてファンのみんな。僕たちにチャンスを与えてくれてありがとう。なぜなら、おそらく多くの人にとって、これまでで一番お気に入りの番組から僕たちは出て来たわけで、単に番組を作ろうとしただけでも嫌われてしまう可能性もあったのに、そうじゃなかった。僕たちはチャンスを与えられ、それを最大限に生かすことができたことを願っています。支えてくれてありがとう。『ベター・コール・ソウル』は綿密に練られた非常にユニークな男の特異な物語で、少し展開に時間がかかる時もあったけど、つまるところ、人間の内にある非常に大きな何かを伝える番組です。感謝しています。」

14年間にわたって放送されたアルバカーキ・サーガに終止符を打った、「ベター・コール・ソウル」ファイナルシーズンはNetflixにて配信中

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Source: Twitter

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Hollywood

ロサンゼルスに11年在住していた海外エンタメ翻訳家/ライター。海外ドラマと洋画が大好き。趣味は海外旅行に料理と、読書とキャンプ。

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