【ネタバレ】「ベター・コール・ソウル」最終回、あの「ブレイキング・バッド」キャラに対するソウルの心情とは?主演俳優が語る

この記事には、「ベター・コール・ソウル」のネタバレが含まれています。
「ベター・コール・ソウル」最終話、ウォルター・ホワイト再登場の裏側
フラッシュバックによって複数の時代を往来した「ベター・コール・ソウル」最終回に、再び「ブレイキング・バッド」のウォルター・ホワイト(ブライアン・クランストン)が登場。このシーンでは「ブレイキング・バッド」シーズン5第15話を背景に、‟人消し屋”の地下室にいるソウル&ウォルターの知られざる会話が描かれた。
オデンカークは、長年「ベター・コール・ソウル」でソウルことジミーを演じその生い立ちが分かった今、ソウルとウォルターの関係を全く新しい視点で見ているようだ。バーチャル記者会見で、米Hollywood Reporterに明かした。
「あれは、とてもインパクトのあるシーンでした。ソウル/ジミーは、兄のチャック(マイケル・マッキーン)のような男とクソみたいな部屋にいることに気づき、またしても自分がやってしまったと気づくんです。自分のことをゴミ扱いして敬意を払わない、自分より年上で賢い男に関与してしまった。現実世界でも、子供の頃に築いたような人間関係を繰り返す人が多いんじゃないでしょうか?ジミーはウォルター・ホワイトと(チャックのような)関係を再構築したことに気づき、そのことで自分を憎み、どうしたらそこから抜け出せるのかと考えるんです。」
「ブレイキング・バッド」当時はソウルの生い立ちどころか私生活すら謎だったため、ソウルの心情にそんな深い意味を持たせていなかったであろう。しかし「ベター・コール・ソウル」を見終えて改めてこのエピソードに戻ると、ウォルターにチャックを重ねるオデンカークの解釈がスッと腑に落ちるのではないだろうか。
▼ の記事
Source:Hollywood Reporter