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「ベター・コール・ソウル」クリエイター、早くも「まったく異なる」新企画を準備中 ─ 「ブレイキング・バッド」の世界から「一旦離れたい」

ベター・コール・ソウル
Better Call Saul Season 3 Episode 302

ドラマ「ブレイキング・バッド」(2008-2013)のスピンオフとして2015年にスタートした「ベター・コール・ソウル」がフィナーレを迎える。最終回となるシーズン6第13話「Saul Gone(原題)」は、同シリーズの共同クリエイターであるピーター・グールドが脚本・監督を担当。これで約14年続いた「ブレイキング・バッド」ユニバースが遂に幕を閉じるのだ。

多くのファンは「結末は気になるけど終わってほしくない」という複雑な心境かもしれないが、「ブレイキング・バッド」&「ベター・コール・ソウル」のクリエイター、ヴィンス・ギリガンは、このユニバースから一息つきたいようだ。AMCのインタビューで、以下のように語っている。

「こんなことを言うのもなんですが、『ベター・コール・ソウル』と『ブレイキング・バッド』の世界から一旦離れたいんです。この世界には、僕が非常に誇りに思う3つの作品が加わったんですから。2つのシリーズがあり、映画『エル・カミーノ(: ブレイキング・バッド THE MOVIE)』もある。127時間の作品に参加できたことは、私にとってこれ以上ない誇りです。」

また、ギリガンは現在「新しいことに取り組んでいる」と明かし、その作品は「『ブレイキング・バッド』や『ベター・コール・ソウル』とは全く異なる」という。近々企画を売り込む予定らしく、「この作品が売れて、人々が気に入ってくれることを願っています」と語っている。

しかし将来的には、再び「ブレイキング・バッド」ユニバースに戻る可能性もゼロではなさそうだ。「心の中では密かに『ブレイキング・バッド』をいつか復活させたいと思っていますが、何年か先になると思います。僕はこれしかできない人間ではない、ということを自分に証明する必要がありますから」。

ちなみに、「ブレイキング・バッド」後にギリガンが製作総指揮を務めた刑事コメディ「バトル・クリーク 格差警察署」(2015)は、残念ながら1シーズンで打ち切りとなっている。次回作が見事シリーズ化したら、新たなヒットとなることに期待したい。

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Source: AMC

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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