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「ベター・コール・ソウル」最終回の復帰キャスト、再演の喜びとキャラクターの未来を語る

ベター・コール・ソウル
Better Call Saul Season 3 Episode 302

この記事には、「ベター・コール・ソウル」シーズン6第13話のネタバレが含まれています。

「ベター・コール・ソウル」最終話にマリー・シュレイダー再登場

ドラマ「ベター・コール・ソウル」シーズン6第13話最終話にサプライズ登場した本家のキャラクターとは、ベッツィ・ブラント演じるマリー・シュレイダーだ。マリーは「ブレイキング・バッド」後のイベントを描くモノクロパートに登場し、逮捕されたソウル(ボブ・オデンカーク)と対峙。亡くなった夫ハンク(ディーン・ノリス)を思い、ソウルに「どんな罰を受けても足りない」と涙をこらえ訴える。

ブラントがマリーを演じるのは、2013年の「ブレイキング・バッド」フィナーレ以来。復帰できて「本当に嬉しかった」と、再演の喜びを米Varietyに語っている。

「どんなに好きだったか忘れてしまったお気に入りのセーターを着るようなものでした。彼女に会いたかった。本当に厄介者なのは分かっていますが、あの紫色の服を着たこだわりの強い彼女が恋しかったんです。復帰したことで、彼女は見違えるように成長していました。製作陣が彼女に与えた威厳をとても気に入っています。役者として自分が望んだ通りのキャラクターでした。」

最終話でマリーは、殉職したDEAの夫ハンクがいかに素晴らしい人間だったかを説き、ウォルターの麻薬犯罪に関与したソウルを非難する。これによって、無惨にも殺され砂漠に埋められたハンクとその相棒ゴメス(スティーヴン・マイケル・ケサダ)への正義を果たすのだ。

「ハンクが亡くなった後に彼女を支え続けたのは、彼に誇りを持たせたいという気持ちでした。このエピソードにディーン・ノリスは出演していませんが、撮影中ずっとハンクが心の中にいました。『ハンクならどうするか?』ではなく『自分がやっていることをハンクならどう思うか?』がマリーの指針となるんです。番組での2人のラブストーリーは本当に美しく、それに敬意を表することができたのは素晴らしいことでした。」

また、マリーの今後について聞かれたブラントは、「彼女は進み続けています。ハンクが望むような人生を歩むと思います。それこそが、彼女を導くものだと思うんです」と回答。ハンク以外の人と付き合うのは「想像つかない」と言うが、「長く幸せで、充実した人生を送る」と想像しているようだ。さらに、マリーの姉スカイラーにも言及し、「彼女とスカイラーが何らかの繋がりを持つことを願います。前と同じには戻れないでしょうけど、あの関係が好きなんです」と、壊れた姉妹関係の修復を願った。

ウォルター&ジェシーと違いマリーの登場は予告されていなかったため、視聴者にとっても本当に嬉しいサプライズであった。最終話で成長した姿を見せた彼女は、ハンクへの正義を果たしただけでなく、ソウルの罪の重さを思い出させる重要な役割を務めた。

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Source:Variety

Writer

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KyokoKyoko Okajima

アメリカ留学、大手動画配信サービスの社員を経て、ライターに転身。海外ドラマが大好きで、永遠のNo.1は『ブレイキング・バッド』と『ベター・コール・ソウル』。

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