「ベター・コール・ソウル」続編やるなら「刑務所が舞台」とボブ・オデンカーク

大ヒットドラマ「ブレイキング・バッド」(2008-2013)のスピンオフ「ベター・コール・ソウル」(2015-2022)でソウル・グッドマン役を務めたボブ・オデンカークが、ソウルの“その後”やシリーズ復活の可能性について語っている。
「ベター・コール・ソウル」は、「ブレイキング・バッド」の悪徳弁護士ソウルことジミー・マッギルの過去に焦点を当てた物語。前日譚だけでなく後日譚としての役割も担い、最終回ではソウルが自らの罪をすべて認め、懲役86年の刑に服するラストが描かれた。
“その後”をめぐっては「ソウルのことだから刑期短縮されるのでは?」と考えるファンもいるが、オデンカークはソウルが獄中生活を全うすると見ているようだ。米TODAY.comのインタビューでは、「彼は出所できません。もし新しいソウルの物語が作られるなら、刑務所が舞台になるでしょう」と語っている。
オデンカークは別のインタビューで、ソウル役への未練が一切ないことを明かしていたばかり。もっとも今回のインタビューでは、将来的な再演について一定の条件を挙げている。
「あの番組は、ヴィンス・ギリガンとピーター・ゴールドが作りました。テレビ史上最高の脚本家たちです。もし彼らがあの世界観で何かを思いついたなら、もちろん参加しますよ。」
一方、続編やスピンオフが実現する可能性については「ないと思う」ともコメント。「彼らはすでに別の素晴らしいプロジェクトに取り組んでいて、まもなく公開されます」と加えている。
その新作とは、ギリガンが手掛け、「ベター・コール・ソウル」キム役レイ・シーホーンが主演を務めるSFドラマ「Pluribus(原題)」のこと。2025年11月7日(金)よりApple TV+で配信予定で、オデンカークは「『ゲーム・オブ・スローンズ』以来の大作になる」と期待を寄せていた。今回も「今後数年間で最も優れた脚本のドラマになるはず」と話している。
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Source: TODAY.com