「ベター・コール・ソウル」シーズン6後半の予告編が公開 ─ 「ブレイキング・バッド」で起きた惨劇が再び?

2008年より5シーズンにわたって放送された「ブレイキング・バッド」の悪徳弁護士ソウル・グッドマンが、ジミー・マッギルを名乗っていた時代を描く前日譚ドラマ「ベター・コール・ソウル」(2015-)。その最終章となるシーズン6の後半パートの予告編が米国公開されている。
The last episodes may or may not go down smoother than a shot of Zafiro Añejo. The final season of #BetterCallSaul returns July 11 on @AMC_TV and @AMCPlus. pic.twitter.com/kolp2JUyoV
— Sony Pictures Television 📺 (@SPTV) July 7, 2022
公開された予告編は、シリーズでおなじみのモノクロ映像でスタート。ジミーが構えた弁護士事務所のトレードマークとなっている自由の女神のバルーンやオフィスの中、裏世界を牛耳るグスタヴォ・”ガス”・フリングが経営するチキン専門店「ロス・ポヨス・エルマーノス」の看板などが、メローなオールディーズに乗せて映し出される。
そして、「Let Justice be done, though the heavens fall(正義を行なうべし、例え世界が滅びようとも)」というナレーションと同時に映像がモノクロからカラーに切り替わり、ウォークイン・クローゼットの鏡の前でシャツを合わせているジミーの姿が映って終わっている。予告編から予想できることは多くないが、投稿には、「最終回は、サフィロ・アネホのショットよりスムーズに進むかもしれないし、そうでないかもしれない」と意味深なコメントが添えられている。
サフィロ・アネホは、「ブレイキング・バッド」と「ベター・コール・ソウル」に登場する架空のテキーラ・ブランド。「ブレイキング・バッド」ではガス・フリングがフアレス・カルテルのボス、ドン・エラディオに毒を混入したサフィロ・アネホを贈り、その場でボトルを空けてショットで次々に杯を交わしたドンやカルテルのトップらが、一網打尽に毒殺される惨劇が繰り広げられた。シリーズのフィナーレでは、この毒による虐殺よりも激しい展開が待っている可能性があるのだろうか……。
なお、シーズン6後半パートには、「ブレイキング・バッド」の中心キャラクターだったウォルター・ホワイト役のブライアン・クランストとジェシー・ピンクマン役のアーロン・ポールがカムバックする。その登場も見逃せない。
ドラマ「ベター・コール・ソウル」シーズン6後半6エピソードは、日本国内ではNetflixにて7月12日より配信開始予定。
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