ビートルズ伝記映画、ジョージ・ハリスン役は「ストレンジャー・シングス」ジョセフ・クイン
伝説的ロックバンド・ビートルズを描く伝記映画に、ジョージ・ハリスン役で「ストレンジャー・シングス」シリーズや、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』(2024)のジョセフ・クインが出演することがわかった。米Deadlineが報じている。
本企画はジョン・レノン、ポール・マッカートニー、リンゴ・スター、ジョージ・ハリスンそれぞれの視点からビートルズの歴史を描く4部作の映画シリーズで、監督は『007 スカイフォール』(2012)『1917 命をかけた伝令』(2019)のサム・メンデス。ビートルズ側の全面協力を得られる本格的なプロジェクトとして注目を集めており、ソニー・ピクチャーズの出資・配給で2027年の劇場公開が見込まれている。
シリーズの出演者については、『エターナルズ』(2021)『THE BATMAN ―ザ・バットマン―』(2022)のバリー・コーガンがリンゴ・スター役を演じることがリンゴ本人の証言で明かされ、『グラディエーターII 英雄を呼ぶ声』で主人公ルシウスを好演したポール・メスカルがポール・マッカートニー役を演じることもわかっていた。
2024年夏ごろからキャスティングの噂は浮上しており、クインも、コーガン&メスカルとともに出演がささやかれていた俳優の一人。ヨーロッパの情報筋によると、ジョニー・ストーム/ヒューマン・トーチ役で出演する『ファンタスティック・フォー:ファースト・ステップス(原題)』の撮影中にギターを持ち歩く姿が目撃されていたとのこと。
なお報道によると、コーガン、メスカル、クインの3人は現時点で契約を結んでいないとのこと。ジョン・レノン役はハリス・ディキンソンが演じると長らく噂されているが、ディキンソンはシリーズへの関与を米Varietyから尋ねられた際、「そうなったら素晴らしいですね」など、イエスともノーとも言えないコメントで応じている。
クインは『グラディエーターII』で皇帝ゲタ役を演じており、メスカルとは再共演。「ストレンジャー・シングス」では“ヘルファイア・クラブ”のリーダーでヘヴィメタルを愛聴するエディ・マンソン役を演じているが、幼少期からギターに親しんだ音楽好きとしても知られている。劇中で披露した「Master Of Puppets」を実際にメタリカのメンバーとセッションした際に、「メタリカに5人目が入りました!」とお墨付きを得たほどの腕前だ。
演じるジョージ・ハリスンは、メンバー内ではどちらかというともの静かで渋い印象だが、「While My Guitar Gently Weeps」「Something」「Here Comes the Sun」など、胸に響く数々の名曲を手がけたメロディメイカーでもある。若手実力派俳優として、そしてギタリストとしてのクインの才能がいかんなく発揮されることだろう。
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